Movie & Dorama
「Mr.ノーバディ」を観た。 映画館で外国映画観るのは、実に1年3か月以上ぶり。久しぶりの字幕映画。そして、超久しぶりのアクション映画。別に、熱烈な外国映画ファンじゃないけれど、「久しぶり」っていうのはいつもよりも刺激度高め。 ポスターにもあるよ…
「HOKUSAI」を観た。 この映画の素晴らしさは、音と役者の演技だ。 音が本当に心地いい。 そよ風、夏の日の蝉の鳴き声、夜の虫の声、野鳥のさえずり、紙を走る筆の音、紙に塗料が落ちる音、、、 音の表情が実に豊か。蝉の鳴き声一つとっても、ひぐらしやつく…
「いのちの停車場」を観た。 石川県で在宅医療を行っている診療所に勤める女医が主人公の映画だ。 患者さんとそのご家族の事情や考え方はそれぞれで、「こういうケースもあるのか」と新たな発見を伴いながらの鑑賞だった。 病気になるのが自分だったら、家族…
「騙し絵の牙」を観た。 同名の小説が原作となった映画だが、その小説は作者の塩田武士さんが、大泉洋さんを主人公にあて書きしたものだという。その特徴が存分に発揮された面白い映画だった。いい人、面白い人、食えない人、小賢しい人。その要素が絶妙なバ…
「ファーストラヴ」を観た。 父親を刺殺した女子大生「環菜」(芳根京子)と、環奈のドキュメンタリー本の執筆を依頼された公認心理士「由紀」(北川景子)のトラウマを巡る物語だ。 この映画を観て、一番印象的だったのはタイトルだ。「ファーストラヴ」。…
「花束みたいな恋をした」を観た。 終電を逃し、改札付近に居合わせた4人の男女。サラリーマンらしき30代の男性、OLらしき20代後半から30代の女性、大学生らしき男性、大学生らしき女性。始発までの時間つぶしで、一緒に朝までやっているお店に行くことにな…
「ヤクザと家族 The Family」を観た。 1999年、2005年、2019年。一人のヤクザの生きざまを3つの時代に焦点を当てて描いた物語。タイトルが秀逸だ。「ヤクザと家族 The Family」。カタカナと漢字と英語。「ヤクザと家族」だけは終わらず、「The Family」が含…
「えんとつ町のプペル」を観た。 キングコングの西野亮廣さんが原作、製作総指揮を手掛けているということが強調されていて、本質的じゃない点が少しうるさく感じるけど、余計な情報を取っ払って、フラットな気持ちで観たらすごく面白いと思う。ワタシは好き…
「おとなの事情 スマホをのぞいたら」を観た。 とある偶然がきっかけで知り合い、それ以来、年に一度のペースでホームパーティを開催している3組の夫婦と1人の独身男性。その何度目かのホームパーティーでの出来事を描いた映画だ。それぞれが持っているスマ…
2021年、最初に観た映画は「天外者(てんがらもん)」。 江戸時代末期、ちょうど坂本龍馬が活躍したのと同じ時代に生きた五代才助(のちの五代友厚)の物語。その五代を演じたのが三浦春馬さん。 幕末と言えば、坂本龍馬を筆頭に歴史上のヒーローがもりだく…
「罪の声」を観た。 1984年、1985年に実際に起きたグリコ・森永事件をモチーフとして書かれた小説「罪の声」(塩田武士著、講談社)が原作の映画だ。その予備知識もなく、グリコ・森永事件についてもよく知らずに観に行ったが、とても引き込まれた。 事件か…
「ホテルローヤル」を観た。 北海道の釧路湿原にポツンと佇むラブホテル「ホテルローヤル」を舞台にした物語。ホテルローヤルで働く従業員、そこを利用するお客様。従業員にとっては日常で、お客様にとっては日常というよりは、ちょっとした別世界。人生がま…
「浅田家!」を観た。 主人公は浅田政志(二宮和也)。本人の努力というよりは、家族や幼馴染を盛大に巻き込みながら、人との出会いによって成長していく写真家の話だ。主人公はどちらかと言えば、いや、明らかにちゃらぽらんで、学生時代は出席日数が足りな…
「窮鼠はチーズの夢を見る」を観た。 これは、同性愛の映画ではないと思う。いや、男性が男性を好きになっているので、同性愛には違いないが、本気で人を好きになるとしんどい。そういう話だ。そこに性差はない。しんどさに差はあるかもしれないけど。本気で…
「ミッドナイトスワン」を観た。 伊集院光さんがラジオで絶賛していたのがきっかけで観に行った。映画館で観てよかった。見終えた後も、胸がギューッとなって泣きそうになる。帰宅して、この映画の監督がツイッターでリツイートしていた、この映画の感想を話…
「コンフィデンスマンJP プリンセス編」を観た。 ドラマを毎週欠かさず見てたわけではないし、劇場版のロマンス編もまだ見ていない。でも、わたしはダー子、ボクちゃん、リチャードのコンビが大好きだ。3人の七変化がどれも素敵だし、ダー子の何とも形容しが…
「水曜日が消えた」を観た。 水曜日が消えた - 作品 - Yahoo!映画水曜日が消えた(2020)の映画情報。評価レビュー 254件、映画館、動画予告編、ネタバレ感想、出演:中村倫也 他。『星ガ丘ワンダーランド』などの中村倫也が主演を務める異色のドラマ。曜日…
「ジュディ 虹の彼方に」を観た。 今も昔も、自分の時間をほぼすべて捧げなきゃいけない芸能人って、本当に大変だと思う。テレビに出る、スクリーンに映る職業は労働条件でいったら、かなりのブラック企業だと思う。芸能人のプライベートがもう少し、人目に…
「スキャンダル」を観た。 2016年の事件が、すでに映画になって登場しているリアリティ。その生々しさがすごい。「me too」 や「Kutoo」は今なお現在進行形だ。ニコール・キッドマン、シャーリーズ・セロン、マーゴット・ロビーが同じエレベーターに乗り合わ…
「ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密」を観た。 ダニエル・グレイグが名探偵役で大邸宅で起きた殺人事件の真相を暴くストーリー。よくある大富豪の遺産を巡る家族間の相続争いが絡んだ内容なのだけど、ユーモアもあって最後まで飽きない展開だった。 …
「ジョジョ・ラビット」を観た。 第2次世界大戦中のドイツ。10歳の普通の少年、ジョジョが主人公だ。ジョジョは、ヒトラーを尊敬しており、空想上の友人としてたびたびヒトラーが登場するユニークな構成になっている。 ヒトラーを尊敬してるとはいえ、そこは…
「ハスラーズ」を観た。 ニューヨークで実際に計画された悪だくみをベースにしたストーリー。そんな説明なんて、この女性のゴージャス感に一蹴されてします。ワタクシにとって、この映画の最大の衝撃は、なんといっても冒頭のジェニファー・ロペス登場の場面…
話題騒然の映画「パラサイト 半地下の家族」を観た。 原作がなくて、映画オリジナルのストーリー。中盤以降に衝撃の展開が待っていて、かなり度肝を抜かれる。「うわっ!!まじで」予想外の展開に驚愕するのだが、ワタクシにとっては驚き以上に、不快感とい…
映画「キャッツ」を観た。 まず、映画の話をする前に、ミュージカルの話から。ワタクシは、ミュージカル「キャッツ」が大好きだ。ミュージカルの中では一番好き。大学の卒業旅行で訪れたロンドンで初めてその世界に出会ってから、もう5回以上観ていると思う。…
「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」を観た。 2016年に「この世界の片隅に」を観ていた。それが静かに衝撃的で、また映画館で観たいとずっと思ってたことと、今回はすずさん以外の片隅も描かれているということで、観に行ってきた。 戦争映画と一口に…
「フォードVSフェラーリ」を観た。 ル・マン24時間レースをめぐる実話を元にしたストーリー。単刀直入に言って、めっちゃ面白かった。 まるで、自分がレーサーになったように、手に汗握り、シートに浅く後傾気味に腰かけて、足を目いっぱい踏ん張りながら、…
「アナと雪の女王2」を観た。 言わずと知れた「アナと雪の女王」の続編。エルサに魔法の力がある理由、アナとエルサの両親が亡くなった理由、その謎が判明する。 ワタクシの印象としては、アナとクリストフのイチャイチャが鼻につく、抽象的なイメージ、モ…
「マチネの終わりに」を観た。 ここ数年、映画館で映画を観る際に恋愛映画を選択することは、ほぼなかったと思う。そんなワタクシが今回この映画を観ようと思ったのは、福山雅治さんと石田ゆり子さんという、素敵な大人の男女が主役としてキャスティングされ…
「ターミネーター・ニューフェイト」を観た。 ターミネーター:ニュー・フェイト - 作品 - Yahoo!映画ターミネーター:ニュー・フェイト(2019)の映画情報。評価レビュー 4979件、映画館、動画予告編、ネタバレ感想、出演:アーノルド・シュワルツェネッガ…
「Once upon a time in Hollywood」を観た。 落ち目のテレビ俳優、リック(レオナルド・ディカプリオ)とそのスタントマンで付き人も務めるクリフ(ブラット・ピット)。監督はタランティーノ!おおっ。豪華で話題性のある組み合わせですね!そんなミーハー…