えんとつ町のプペル
「えんとつ町のプペル」を観た。
キングコングの西野亮廣さんが原作、製作総指揮を手掛けているということが強調されていて、本質的じゃない点が少しうるさく感じるけど、余計な情報を取っ払って、フラットな気持ちで観たらすごく面白いと思う。
ワタシは好きだな。
昼夜を問わず煙がたちこめる町のスモーキーで息苦しい感じ。それとは対照的なルビッチ親子の綺麗な瞳の色。話だけじゃなく、絵もとても印象的だ。序盤のジェットコースター的な流れも、映画館で体験するとすさまじい臨場感でドキドキするし。
ただ、夜空の色はワタクシの好みではない。夜空に赤や茶色があるのは好きじゃない。さらにいうなら、煙を超えたその先にあるのは、夜空に輝く星じゃなくて、すっきりと澄み渡る真っ青な空にするな、わたしなら。だって、その方がコントラストが際立つじゃないか・・・。
でも、多分それは素人の浅知恵なのだろう。
歌も好きだ。歌い手の声も好き。
声がいいと言えば、伊藤沙莉さん。アントニオという男の子の声を担当しているのだけど、とても素敵ないい声だ。
☆☆☆☆