まるごとみんご

エンタメ大好きみんごが繰り広げる何気ない日常生活

住所まちがい(ネタバレ注意)

「住所まちがい」を観た。 原作:ルイージ・ルナーリ 上演台本・演出:白井晃 出演:仲村トオル、田中哲司、渡辺いっけい、朝海ひかる ストーリー: 社長、大尉、教授の3名が、それぞれの理由で――社長は女性との密会のため、大尉はビジネスのため、教授は自…

アバター

「アバター」(3Dリマスター版)を観た。2009年に公開された映画だが、2022年12月に続編の「アバター ウェイ・オブ・ウォーター」が公開されるにあたり、再上映されていた。 avatar 先日IMAXレーザー3Dで別の映画を見た際に、アバター最新作の予告編を見て、…

砂の女

「砂の女」を観た。 安部公房の同名の小説が原作。ケラリーノ・サンドロヴィッチさん台本・演出。主演は緒川たまきさんと仲村トオルさん。 「砂の女」のあらすじは、短い休暇を利用し、海辺の砂丘に昆虫採集にやって来た男が、一人の女が住む砂穴の家に閉じ…

もしも命が描けたら

「もしも命が描けたら」を観た。 鈴木おさむさん作・演出。主演は田中圭さん。田中さん含め出演するのは、たった三人。舞台上の大道具も必要最低限。ミニマライズされた構成だけど、月をめぐるストーリーはとても深い愛に満ちていて、物語が進むにつれて徐々…

愛が世界を救います(ただし屁が出ます)

「愛が世界を救います(ただし屁が出ます)」を観た。 実にパワフルなタイトル。宮藤官九郎さん作・演出のミュージカル(本当はロックオペラ)だ。タイトルと作者から察しがつくだろうが、非常にぶっ飛んだバカバカしいお話だ。 この演目が作り出すバイブス…

DEEN AOR NIGHT CRUISIN' 〜5th Groove〜

「DEEN AOR NIGHT CRUISIN' ~5th Groove~」 そんなおしゃんなタイトルがついたライブに参加した。でも、タイトルとは裏腹に、ワタクシがこれまでに参加したライブの中でも、ワースト1、2を争うほどに残念なライブだった。 最大の残念ポイントはボーカル…

ファッション イン ジャパン

国立新美術館で開催中の日本ファッション史の企画展を観に行ってきた。その名も「ファッション イン ジャパン 1945 - 2020 流行と社会」。 会場に林立するマネキンだけでも圧巻の約250体。ほかにも、映像、写真、絵画、ポスター、平置きされた洋服たち。総勢…

君子無朋

「君子無朋(くんしにともなし)」を観た。 副題に『中国史上最も孤独な「暴君」雍正帝』とある通り、中国のとある皇帝の話だ。中国の皇帝というと、始皇帝、中国歴代最高の名君とされる康熙帝、ラストエンペラー愛新覚羅溥儀などの名は聞いたことがあるが、…

池田晃将の螺鈿

人生初の個展を経験した。もちろん、見る側だ。初めてのギャラリー往訪。 伺った先は銀座一穂堂で開催されていた「池田晃将の螺鈿」。螺鈿は貝殻の内側、虹色の光沢を持った真珠層の部分を用いた伝統工芸。ワタクシは、何とも言えない神秘的な色合いに惹かれ…

日本の歴史

「日本の歴史」を観た。 三谷幸喜さんによる作・演出のオリジナルミュージカルだ。 2018年12月から2019年初頭にかけて初演が行われたのだが、その時はチケットが取れなくて断念。今回の再演でようやく見ることことができた。たった7人のキャストが入れ替わり…

LINDBERG Extra Flight Vol.1

リンドバーグのライブ@ビルボードライブ東京に行ってきた。 ワタクシの記憶が正しければ、中学生になりたてだったワタクシが一番最初に買った(買ってもらった)CDは、B'zの「LADY NAVIGATION」か、リンドバーグの「BELIEVE IN LOVE」。直径12㎝のCDじゃな…

indigo la End Billboard Live「メタ」

indigo la Endのライブに行ってきた。 indigo la Endは川谷絵音くんを中心に活動しているバンドだ。川谷絵音くんのもう一つのバンド、ゲスの極み乙女。の楽曲はいくつか聞いたことがあるけれど、indigo la Endの楽曲は全く知らない。 単純な興味だけで、チケ…

レ・ミゼラブル

「レ・ミゼラブル」を観た。 言わずと知れたミュージカルの代表作。ミュージカル「レ・ミゼラブル」は2013年のGWに観て以来、実に8年ぶり、2回目の観劇だ。今回の観劇で一番強く感じたのが「生きろ!!」というメッセージ。人は無意識に、自分が見たいもの…

KREVA in Billboard Live Tour 2021

「KREVA in Billboard Live Tour 2021」に行ってきた。 コロナ禍で参加したLiveの中でも、屈指の素晴らしさだった。 歌詞を重視して選択したというセットリストは本当に胸に響くものばかりで、冒頭から涙があふれた。正直、KREVAは好きだけど大ファンまでに…

Mr.ノーバディ

「Mr.ノーバディ」を観た。 映画館で外国映画観るのは、実に1年3か月以上ぶり。久しぶりの字幕映画。そして、超久しぶりのアクション映画。別に、熱烈な外国映画ファンじゃないけれど、「久しぶり」っていうのはいつもよりも刺激度高め。 ポスターにもあるよ…

首切り王子と愚かな女

「首切り王子と愚かな女」を観た。 ポスターには「時代も場所も架空の王国を舞台にした大人の寓話」とあるし、ポスターやスポット動画もファンタジー色強めのデザインだけれども、涙なしには見られない深い内容だった。 テトリスみたいに縦横自由に動く掘り…

SHOWTIME

「SHOWTIME」を観た。 「SHOWTIME」は、米倉涼子さんと城田優さんが手がけたエンターテインメントショー。米倉涼子さんは今年、「シカゴ」25周年記念として、ニューヨークのブロードウェイ、そして東京で「シカゴ」のロキシーを再演する予定だったとのこと。…

夜は短し歩けよ乙女

「夜は短し歩けよ乙女」を観た。 原作は森見登美彦さんの同名の小説。10年以上前にその小説を読んだが、独特の世界観がすごく面白かったのを覚えている。その後、アニメ映画も見た。で、今回舞台化されると知って、チケット入手。 すごいな。。。と思ったの…

フェイクスピア

「フェイクスピア」を観た。 タイトルからも想像できるように、FakeとShakespeareが合体してFAKESPEARE。なのだけれど、単なるシェイクスピアのパロディを想像していくと、こてんぱんに打ちのめされることになる。愉快なタイトルからは想像が及ばない超絶巧…

HOKUSAI

「HOKUSAI」を観た。 この映画の素晴らしさは、音と役者の演技だ。 音が本当に心地いい。 そよ風、夏の日の蝉の鳴き声、夜の虫の声、野鳥のさえずり、紙を走る筆の音、紙に塗料が落ちる音、、、 音の表情が実に豊か。蝉の鳴き声一つとっても、ひぐらしやつく…

いのちの停車場

「いのちの停車場」を観た。 石川県で在宅医療を行っている診療所に勤める女医が主人公の映画だ。 患者さんとそのご家族の事情や考え方はそれぞれで、「こういうケースもあるのか」と新たな発見を伴いながらの鑑賞だった。 病気になるのが自分だったら、家族…

ピサロ

「ピサロ」を観た。 16世紀、167人の寄せ集めの兵を率いて、2400万人のインカ帝国を征服した成り上がりのスペインの将軍ピサロの物語だ。167人の兵とともにスペインを出国し、インカ王アタウアルパと対峙、生け捕りにしたアタウアルパとの交流が描かれる。 …

家族のはなし

「家族のはなし」を観た。 草彅剛さんが出演している舞台だ。第1話と第2話の2部構成。とは言え、1話と2話は独立していて関連性はほんのちょぴっとしかない。 第1話は「わからない言葉」。とある夫婦とペットの犬。そこに訪ねてくる海外在住の友人夫婦。物語…

カメレオンズ・リップ

「カメレオンズ・リップ」を観た。 「KERA CROSS」シリーズの第3弾だ。KERA CROSSは、ケラリーノ・サンドロヴィッチさんの作品を2019年から数年にわたり、1年に1本ずつさまざまな演出家の演出で上演する企画。第1弾は「フローズン・ビーチ」、第2弾は「グッ…

騙し絵の牙

「騙し絵の牙」を観た。 同名の小説が原作となった映画だが、その小説は作者の塩田武士さんが、大泉洋さんを主人公にあて書きしたものだという。その特徴が存分に発揮された面白い映画だった。いい人、面白い人、食えない人、小賢しい人。その要素が絶妙なバ…

I Don't Like Mondays Billboard Live Tour 2021

I Don't Like Mondaysというバンドをご存じだろうか?ワタクシは、2021年の4月にこのバンドを初めて知った。 コロナ禍で外食や旅行がままならない。かと言ってずっと家の中で過ごしていては、心身ともに支障を来してしまいそう・・・。そんな懸念を背景に、…

山崎まさよし Special Live

人生初、山崎まさよしさんのライブ@ビルボードライブ東京に参戦。 当初は2月(あれ、3月だったかな?)に行われるはずだったのが、緊急事態宣言下ということで延期。満を持しての振替公演だ。ありがたい。 ずっとLiveで生歌を聴いてみたいなと思っていたア…

ウェイトレス

「ウェイトレス」を観た。 "The America"なミュージカルだった。多様性が叫ばれる時代に、何でもかんでも大きくくくってカテゴライズしてしまうのはタブーなんだろうけど、実にアメリカ。おおざっぱで、やたらエネルギッシュで、やたらと男女が絡み合う。ひ…

白昼夢

「白昼夢」を観た。 この白昼夢は一般名詞ではなくて、固有名詞。演劇のタイトルだ。 「社会になじめず引きこもりとなった中年男性とその兄、父親をめぐるお話。落ちこぼれてしまった者たちのもがきと再生、『それでも生きてゆく』日々を描く。」WEBにはこん…

ANNA TSUCHIYA "This is me"

3月11日は土屋アンナの誕生日。そんな記念日に、土屋アンナちゃんのバースデーライブに出かけた。 5年前の今日、今日と同じようにブルーノートで開催されたアンナちゃんのバースデーライブに参加して以来、ワタクシは歌手土屋アンナが大好きだ。今回は、公演…