まるごとみんご

エンタメ大好きみんごが繰り広げる何気ない日常生活

LINDBERG Extra Flight Vol.1

リンドバーグのライブ@ビルボードライブ東京に行ってきた。

 

 

ワタクシの記憶が正しければ、中学生になりたてだったワタクシが一番最初に買った(買ってもらった)CDは、B'zの「LADY NAVIGATION」か、リンドバーグの「BELIEVE IN LOVE」。直径12㎝のCDじゃなくて、今はなき直径8㎝のシングルCD。ケースも縦長の長方形。なつかしい。

 

そんな懐かしさも相まって、ビルボードライブのスケジュールページの中に、リンドバーグを見つけた瞬間、予約開始日をスマホに登録し、予約開始とともに申し込みをした。知っている歌は、「BELIEVE IN LOVE」と「今すぐKiss Me」の2曲だけだというのに。ノスタルジーと在宅生活下の刺激不足に突き動かされた。

 

そして、当日のMCで愕然とした。今回のセットリストのテーマは「ライブでやったことのない曲」「メジャーじゃない曲」「マイナーな曲」だという。2曲しか知っている曲がないワタクシには、初めて聞く曲ばかりだった・・・・。しかも、ワタクシが知っている2曲はアップテンポで元気な曲だが、今回のセットリストはかわいい感じの曲が多くて、違うバンドのライブにきた感覚だ・・・。「マイナーな曲ばかりじゃアレなんで・・・」ということで、アンコールで「今すぐKiss Me」をやってくれたのが唯一の救いだった。

 

お客さんも往年のファンだぜ!って感じの方が多くて、MCもコアな話が多い。ワタクシの様な完全な新参者はすっかり蚊帳の外。というか、ついていけない。あぁ、これはファンクラブイベントのようなものだったのだな・・・・

 

一度解散して、再結成したバンドのライブには注意が必要だ・・・。特に、バンドのメンバーが50歳を超えている場合は要注意。彼らのターゲットは当時のファンであり、新規のファンを獲得しようとはあまり考えていないことが多いように思う。バンドメンバーとファンが、全盛期だった頃に一緒にタイムリープすることが、ライブの目的になっている気がする。よっぽど波長が合わない限り、新参者には疎外感が強いライブという印象が残る。逆に、往年のファンは終始泣きっぱなしの感動ライブだ。ある種の「同世代ホイホイ」というか「中年ホイホイ」というか。。。同じ時代を生きた戦友との同窓会。もちろん、そういうマーケティングや戦略を否定するわけじゃないし、全然アリだと思うけど、新参者の場合はそれなりの覚悟が必要かもね、という思いだ。