まるごとみんご

エンタメ大好きみんごが繰り広げる何気ない日常生活

Stage

グッドバイ

「グッドバイ」を観た。グッドバイは、太宰治の未完の小説が原作。 舞台は戦後の日本。主人公は雑誌編集長「田島周二」。妻子持ちだが、妻子は疎開中につき東京で一人暮らしを謳歌している。謳歌というからには、それなりに楽しくやっているわけで、何人もの…

七転抜刀!戸塚宿

「七転抜刀!戸塚宿」を観た。 明石家さんまさんが主演!その情報だけで、チケットを取得した。というのも、以前明石家さんまさんが主演の「七人ぐらいの兵士」を観たとき、そのかっこよさにすっかり魅了されてしまったから。普段テレビで見るおしゃべり王と…

君の輝く夜に~FREE TIME、SHOW TIME~

「君の輝く夜に~FREE TIME、SHOW TIME~」を観た。主演は、稲垣吾郎さん。 夏の終わり。国道沿いにある海の見えるダイナー。宿も備えてある。その店のちゃきちゃきの女主人、10年前に恋人とした再会の約束を果たすために店を訪れた男、ちょっと訳ありげのシ…

愛と哀しみのシャーロック・ホームズ

「愛と哀しみのシャーロック・ホームズ」を観た。 三谷幸喜さんが書き下ろした、若き日のシャーロック・ホームズをめぐるお話だ。 冒頭、シャーロック・ホームズ、ワトソン、シャーロック・ホームズの兄の人物像が文字情報で紹介される。そこから本編に入る…

キネマと恋人

世田谷パブリックシアターにて「キネマと恋人」を観た。2016年の初演時に観て、それ以来、ワタクシの中では常にBEST3の座を堅持するほどのお気に入りの舞台だから、今回の再演を知った時にはすごくうれしかったし、チケットが取れた時は本当に安堵した。…

ピカソとアインシュタイン~星降る夜の奇跡~(ネタバレあり)

「ピカソとアインシュタイン~星降る夜の奇跡~」を観た。出演は川平慈英、岡本健一、三浦翔平、村井良他大、他。 場所は、よみうり大手町ホール。この会場の座席は比較的ゆったりしているので、好き。 物語の舞台は1904年。パリ・モンマルトルのバー「ラパ…

LIFE LIFE LIFE~人生の3つのヴァージョン~

「LIFE LIFE LIFE~人生の3つのヴァージョン~」を観た。演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ主演:大竹しのぶ、稲垣吾郎、ともさかりえ、段田安則 脚本はフランスの女性劇作家によるものだ。翻訳劇は、とっつきにくくて小難しい印象があるが、本作は演出が…

クラッシャー女中

下北沢の本多劇場で「クラッシャー女中」観劇。 上に張り付けたユーチューブはクールな仕上がりだけれども、実際の内容はもうちょっとダサくて、病んでいる。。。お金持ちの家族とその友人、その家で働く女中たちがお屋敷で繰り広げる物語。コンプレックスと…

愛の宿

「愛の宿」を観た。 タイトルからも想像できるとおり、物語の舞台はラブホテル。しかも、昭和感が濃密に漂う場末のふる~いラブホテル。どんなに湿っぽいストーリーが展開されるのかと思いきや、妙にほっとできるストーリー。「主任、ズボンのチャック開いち…

世界は一人

「世界は一人」を観た。音楽劇。かといって、ミュージカルとは一味違う。出演は、松尾スズキ、松たか子、瑛太、他。 松たか子さんは、「アナと雪の女王」で十分にその歌唱力を披露しているから、言わずと知れた抜群の歌唱力だけれども、瑛太氏も恐るべき歌唱…

チャイメリカ

「チャイメリカ」を観た。主演は、田中圭、満島真之介、倉科カナ、眞島秀和。 1989年、中国で起きた天安門事件。その場に居合わせた若いアメリカ人のカメラマン、ジョー(田中圭)が撮影した一枚の写真をめぐる社会派戯曲だ。 とてもヘヴィなストーリーだっ…

暗くなるまで待って

「暗くなるまで待って」を観た。 加藤和樹さんと凰稀かなめさんのダブル主演。 麻薬を探して、旦那の留守中、盲目の妻が留守番をするアパートの一室にやってくる悪党3人。留守番をするのが盲目の女性なのをいいことに、悪党たちはいろんなものに扮してやって…

SHIRANAMI

音楽活劇「SHIRANAMI」を観た。 出演:早乙女太一、龍真咲、伊礼彼方、喜矢武豊、松尾貴史、他 名前を挙げた5人の役者さんが、幕末の動乱期に日本を守るべく暗躍(?)する5人の盗人「白波五人衆」を演じる。見どころは、早乙女太一の殺陣と花魁道中。スピー…

コメディ・トゥナイト

新橋演舞場で繰り広げられている、ミュージカル。「コメディ・トゥナイト」 主演は片岡愛之助さん。他には、THE虎舞竜の高橋ジョージさん、ダイヤモンド☆ユカイさん、ルー大柴さん、松田美由紀さん、平野綾さん、鈴木壮馬さんなどが出演。なんともこゆ~いキ…

皆、シンデレラがやりたい。

皆、シンデレラがやりたい。タイトルに魅かれて観劇した舞台。作・演出:根本宗子 男性アイドルの追っかけをするおばさんたちの物語。コメディーなのだけど、なかなかにシュール。エゴを見せつけられるお芝居ですよ。滑稽でおもしろいけど怖いw

陥没

「陥没」。お芝居のタイトルだ。ワタクシは、日曜日の14:00スタートのチケットを持っていた。劇場は渋谷のBunkamura。 しかし、開演15分前の13:45。ワタクシはまだ下北沢にいた。開演の時間を間違って認識しており、すっかり余裕ぶっこいていたのである。…

舞台weekその④~足跡姫

舞台weekの締めくくりを飾るのは、NODAMAPの『足跡姫~時代錯誤冬幽霊~』 前半から中盤にかけてはギャグ満載で抱腹絶倒の喜劇なのだけれども、終盤に容赦なく心を鷲掴みにされるですよ。激しくグワッとね、持って行かれます。その最大の要因は、足跡姫演じ…

舞台weekその③~キャバレー

舞台weekの3作目は、キャバレー。 台本・演出:松尾スズキ主演:長澤まさみ、小池徹平、石丸幹二 時は1929年。ナチス台頭前夜のベルリン。キャバレー「キット・カット・クラブ」を舞台に繰り広げられる欲望と狂乱の物語。主演の長澤まさみさんが、肌もあらわ…

舞台weekその②~わたしは真悟

舞台weekの2作目は、「わたしは真悟」 原作:楳図かずお演出、振付:フィリップ・ドゥクフレ主演:高畑充希×門脇麦 楳図かずおの名作と言われる同名のSF漫画をミュージカル化したものらしいのだけれど、ワタクシはその漫画を読んだこともなければ、存在すら…

舞台weekその①~世界

1月15日(日)~1月21日(土)にかけての一週間。ワタクシには、4本の舞台鑑賞の予定がある。なんて贅沢なことなのか。 華麗なる舞台weekのスタートを飾るのは、「世界」。作・演出:赤堀雅秋、出演:風間杜夫、大倉孝二、早乙女太一、広瀬アリス、青木さや…

スルース~探偵~

お芝居を観に行った。スルース~探偵~ 完成度の高いサスペンス。何度も騙される。登場人物はとても少ないのだけど、舞台上にはいない人物の存在のみならず、性格をも感じられる演出。見えないのにわかってしまう不思議な体験。 ワタクシ、舞台の途中に入る…

エノケソ一代記

「エノケソ一代記」を観た。エノケンではない。エノケソ。「えのけそ」である。要するにエノケンの偽物、エノケソが主役の物語。 三谷幸喜脚本で、エノケソを演じるのは市川猿之助、その妻吉田羊。その布陣からして、面白くないわけがないんだけど、想像をは…

プリシラ

ミュージカル「プリシラ」観てきました。PRISCILLA~QUEEN OF THE DESERT~オーストラリアのエアーズロックでのショーを夢見るドラァグクイーン達の物語。で、そのドラァグクィーンに扮するのが、山崎育三郎さんと陣内孝則さんをはじめとする名だたる俳優陣…

メトロポリス

「メトロポリス」という名のミュージカルを観た。 森山未來さんと松たか子さんが主演。実に抽象的なお話で、セリフも少なくて、何の予備知識もなく挑んだワタクシには、ちんぷんかんぷん。ミュージカル特有の独特のハイテンションについていけず。序盤は睡魔…

サンバイザー兄弟

「サンバイザー兄弟」観てきたデスよ。宮藤官九郎、作・演出の舞台デス。池袋のサンシャイン劇場まで、はるばる行ってきたデスよ。 結果、宮藤官九郎の悪ノリ全開の舞台であったよ。2033年の池袋を舞台にした、とあるチンピラ兄弟の物語。なんだけど、これと…

キネマと恋人

三軒茶屋の劇場シアタートラムにて「キネマと恋人」を観た。台本・演出はケラリーノ・サンドロヴィッチ、主演は妻夫木聡、緒川たまき、ともさかりえ。 映画が大好きなヒロイン(緒川たまき)がスクリーンから飛び出してきた、映画の中の登場人物(妻夫木聡)…

珍渦虫

珍渦虫。と書いて、「ちんうずむし」と読む。ワタクシが観た舞台のタイトルです。女優の水野美紀さんが主催する演劇ユニット「プロペラ犬」の舞台です。 劇場は、下北沢のザ・スズナリ。昔のアパートによくあるような鉄の階段をカンカンと鳴らしながら2階に…

るつぼ

Bunkamura シアターコクーンにて「るつぼ」鑑賞。 キリスト教の戒律が絶対的とされていた時代。妻子ある身でありながら、一人の少女(黒木華)と姦淫してしまった一人の男(堤真一)。そして、その男に執着する少女は男の妻(松雪泰子)を陥れようと画策。そ…

Vamp Bamboo Burn

劇団新感線の舞台「Vamp Bamboo Burn」を鑑賞。脚本:宮藤官九郎、主演:生田斗真 平安時代のチャラい貴族、藤志楼(生田斗真)。かぐや姫(小池栄子)に恋をするも、思いが届かぬままに不死身のヴァンパイアになってしまう。その後何世紀にもわたり、愛した…

頭痛 肩こり 樋口一葉

「頭痛 肩こり 樋口一葉」そんなユーモラスなタイトルのお芝居を観た。5千円紙幣の肖像でおなじみの樋口一葉を主人公とする物語。若干17歳で戸主として一家を担う立場となってから、女流作家として大成し、24歳6か月で死ぬまで、そして死後1年ほど。その8年…