まるごとみんご

エンタメ大好きみんごが繰り広げる何気ない日常生活

舞台weekその③~キャバレー

舞台weekの3作目は、キャバレー

 

 

台本・演出:松尾スズキ

主演:長澤まさみ小池徹平石丸幹二

 

時は1929年。ナチス台頭前夜のベルリン。キャバレー「キット・カット・クラブ」を舞台に繰り広げられる欲望と狂乱の物語。主演の長澤まさみさんが、肌もあらわな衣装をまとい、その肢体を惜しげもなくさらけ出し、セクシーなキャバレーの踊り子を演じます。

 

胸の谷間が全開の大胆な衣装、ガーターベルト、超ミニのホットパンツでガバッと大股開き・・・、そのセクシーさは留まることを知らず、女性のワタクシも思わず生ツバごっくん。

 

その様子は、こちらの記事で詳しくご覧いただけるデスよ。

ステージナタリー

「長澤まさみ、初ミュージカル『キャバレー』で大胆な歌&ダンス披露」

 

そのセクシーっぷりは、知る人には知れ渡っていたようで、会場に詰めかけているお客さんの4割~5割が男性陣。通常、舞台鑑賞に来ているお客様は8割近くが女性で、男性陣は2~3割というのが平均的な構成比(あくまでもワタクシの主観です)という中で、半数近くを男性が占めるというのはかなり稀なことだと思うデス。さらに、異様に高いオペラグラス使用率・・・。みんな、いったい何が目的なの???(笑)

 

その理由はわからないでもない。長澤まさみさんのみならず、踊り子の女優陣が相当にエロチック。ミュージカル「CICAGO」をも凌ぐ面積の小さなコスチューム&妖艶なダンス。ワタクシは、客席の後方で観ていたものだから、その真偽はきちんと確認できず仕舞いだったけど、ワタクシの目が正しければ、生のおしりや生のおっぱいもきっちりと露出されていたと思うデス。まさに、「キャバレー」。絶妙に卑猥で、艶めかしく美しい。夜の香りムンムンのちょっと大人なミュージカル。

 

驚いたのは、その徹底したキャバレーっぷりだけではなく、長澤まさみさんの歌唱力とダンス。ワタクシは、女優としての長澤まさみさんしか知らず、その演技力やスタイルのよさしか知りませんでした。この舞台で、堂々とした伸びやかな歌声を目の当たりにして、とっても衝撃を受けました。パワフルでかっこいい!! とっても楽しそうに歌って踊る姿に、一瞬にして心が奪われました。

 

「あっぱれ!長澤まさみ!!」そんな爽快感。

今まで、そんなに興味がなかった女優さんだったけど、このミュージカルで一気に大好きになりました。

 

それから、際立っていたのは石丸幹二さんの歌唱力。さすがは、劇団四季あがり。表現力は群を抜いておりました。経験は裏切らない。それを見せつけられた気がします。

 

このミュージカルがあまりにも見ごたえがあり、面白かったので、ワタクシは思わず、Tシャツまで購入してしまいました。

文句なしの星5つ!!

星星星星星

 

このミュージカル「キャバレー」。2007年には、松雪泰子阿部サダヲ森山未來主演で上演されたらしい。こっちもキャストもとっても魅力的!観たかったな。