まるごとみんご

エンタメ大好きみんごが繰り広げる何気ない日常生活

ぶらりこまち途中下車の旅

週末に一泊秋田出張あひる

 

せっかく週末に秋田に来たのに、東京にとんぼ返りはあまりにもったいない。そこで、ワタシは土曜日の過ごし方について、前もって綿密な計画を練っていた(笑)

 

ワタシはクルマの運転は、すっかり完成されたペーパードライバー。ゆえに、レンタカーは使えない。必然的にバスとか鉄道を使うことになるが、地方では極端に本数が少ない。それこそ、一時間に一本とか。乗り継ぎに失敗すると大いなるタイムロス。公共交通機関を使った一日観光(地方都市)では、タイムマネジメントがとっても重要。いつもはのんびりマイペース、いきあたりばったりのワタシも、この時ばかりは綿密な計画を立てていた。

 

まずは、秋田新幹線こまち(←初乗車キラキラ)で秋田から田沢湖まで移動。


mingo

 

そこで、バスに乗り換え、乳頭温泉を目指す。乳頭温泉行きのバスに乗り、アルパこまくさで下車。

ここで、最初の目的地である江戸時代から続く秘湯「鶴の湯」 からの送迎バスを待つ。もちろん、鶴の湯には送迎バスを予め電話でオーダー済みだ。

 

アルパこまくさに着いた時点で、鶴の湯送迎バスのお迎え時間までは40分ほど時間があった。そして、アルパこまくさ には田沢湖展望露天風呂があった上げ上げアルパこまくさについてはノーチェックだったため、これはうれしいニュース。入るしかないっしょ。

 

この日の女湯(多分日替わりで女湯と男湯が入れ替わるシステム)は露天ヒバ風呂。標高が高いこともあり、露天風呂からの眺めは素晴らしい。吹いてる風もとっても気持ちがいい。土曜日なのに人があまりいなくて、素敵な露天風呂を独り占め。思わずお風呂で仁王立ち。世界征服感あり!

 

ひとっぷろ浴びて、気持ちがよくなったところで、鶴の湯からのお迎え来たり。

今回のぶらり途中下車の旅の大本命、鶴の湯 へ。秘湯と呼ばれるだけあって、くねくねした山道をずんずん奥へ入って行く。道中にはミズバショウの湿原もある(花の時期は終わってるけどね)。宿の1キロ手前からは、道の舗装がなくなり砂利道。秘湯の雰囲気が充満しているw

たどり着いたのはこんな素敵なところ。


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茅葺の屋根。貫禄充分。

鶴の湯には4種類の泉質の異なる源泉があり、それぞれ白湯、黒湯、中の湯、滝の湯と呼ばれている。もちろん全制覇。あ、でも混浴露天風呂(源泉は白湯)だけは挑戦できなかったなぁ。いくら乳白色のお湯で入ってしまえば見えないとは言え、白昼に多くの殿方に裸体をさらす勇気はなかったよ。

 

一番良かったのは女露天風呂(白湯)。

ここでも吹いてる風がとっても気持ちよくて、温泉に浸かっているお腹から下はほかほか。温泉から出ているお腹から上は風に吹かれてとっても爽やか。浸かっているのは美人の湯キラキラまさに命の洗濯。美人製造中。

 

この女露天風呂の近くには小さなほこらがあって、そこには男性を象徴する形のご神木(?)(←長い)と石像(?)(太くて短い)があって、その存在に気付いた時は思わずひとりでにんまり(笑)。触ってやろうかと思ったが、人目もあることだし、グッとこらえて行動には移さなかった。

 

およそ2時間にわたって4種の温泉にのんびりと入浴。ワタシはこれまで、温泉に対して熱い思いを抱いたことはないけれど、鶴の湯温泉にはぜひまた来たいと思った。絶対また行く。肌がとってもしっとりするし、いつまでもぽかぽかしている。入っていてとてもリラックスできたし、すごく気持ちよかったし。(実際、東京までの冷房がきいた新幹線の中でも、寒さを感じなかったもの。)サスガは温泉ソムリエの評価も高い鶴の湯温泉。その癒しパワーはやっぱりタダものではなかった。

 

大満足で、次なる目的地田沢湖 を目指す。

アルパこまくさまでは鶴の湯の送迎バス。そこから、路線バスに乗り換えて、田沢湖畔で下車。

このとき14時10分くらい。バス停近くに遊覧船のチケット売り場があって、見ると次の便は15時に出港らしい。ナイスキャハハ 早速予約。

 

遊覧船の時間を待ちつつランチタイム。

近くのレストランで比内地鶏のラーメンを食べる。比内鳥のスープ(塩味)に比内鳥の焼き鳥(ねぎま)が入ったラーメン。レモンの薄切りが一つ入っていて、ちょっとびっくりしたけど、それがいいアクセントになってて、なかなか美味しかった。

 

そうこうするうちに15時。田沢湖遊覧。

田沢湖は日本一深い湖だそうだが、透明度もかなりのもの。湖の青さに思わず吸い込まれそう。泳いでる魚の形もくっきりと良く見える。

VIVA大自然


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御座石神社(縁結びと不老長寿にご利益があるとか)。

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たつこ像。携帯のカメラでとったから、これ以上ズーム出来ず、イマイチなんだかよくわからない写真映りなのがちょっと残念。およそ40分の遊覧を終え、最後におやつのみそたんぽをいただき、お土産を買って16時過ぎ、田沢湖駅行きのバスに乗る。16時20分くらいに田沢湖駅着。駅近くの喫茶店で一休み。

 

17時01分。東京行きのこまちに乗り込み、ぶらり途中下車の旅終了。

 

どうよ?この充実っぷり。別にせかせかすることもなく、本当に自然な感じで乳頭温泉田沢湖を大満喫。我ながら充実の日帰り遠足ができたと思う。