まるごとみんご

エンタメ大好きみんごが繰り広げる何気ない日常生活

世界から猫が消えたなら



世界から猫が消えたなら」観ました。
数年前に原作を読んだ経験がある。そのストーリーはもはやほとんどが忘却の彼方なのだけど、爽やかな読後感はまだうっすらと覚えていた。

その感覚と、Aスタジオで鶴瓶さんが映画館での鑑賞をしきりに勧めていたことが、ワタクシの背中を押した。

・・・・・。

内容は悪くない。でも、あの切ない幸福感は、多分小説の方が深く感じられると思う。
猫の描かれ方もいまいち。可愛さ押しじゃなくて、究極のマイペースっぷりも見たかったな。だって、猫の最大の魅力はソコだと思うから。
そんなわけで、評価は☆☆☆

さて、この映画には宮崎あおいさんが主人公の元彼女役、原田美枝子さんが主人公の母親役で出演されている。ワタクシ、この二人が好きです。ふんわりとした印象なのに、凛とした強さを感じられるから。それってとてもすごいことだと思うのデス。そして、原田美枝子さん。下手な若作りとか、痛々しい悪足掻きの様子が見えず、美しく年を重ねている感じ、ナチュラルなはつらつさがすごく素敵だと思うのデス。