まるごとみんご

エンタメ大好きみんごが繰り広げる何気ない日常生活

23階の笑い

23階の笑い」を観た。

 

 

舞台は1950年代のアメリカのテレビ業界。熾烈な視聴率競争で各局がしのぎを削っている中、ニューヨーク摩天楼の23階のオフィスでコメディづくりに没頭する放送作家たちと人気コメディアンの話だ。

 

上記のような背景なので、とにかくテンションが高い。そして、登場人物のほとんどに程度の差はあれど、一種の躁うつ病らしき傾向あり。ストレスフルな環境下にあるってことは、一目瞭然。観る側も心身ともに元気じゃないと、結構つらいかもしれない。

特に、人気コメディアン、マックス・プリンス役の小手信也さんのハイテンションがすごい。。。かなりのエネルギーを放出していた。

 

その異様なテンションの高さとは裏腹に、オフィスの窓から見える摩天楼の景色がとても綺麗。

それと、ラストの照明を抑えたセピアな雰囲気がとても綺麗で、その美しさと切なさで思わず泣いてしまいそう。最も印象的なシーンだ。

 

当時のファッションも興味深い。小手信也さんはスーツを着ているシーンが多いのだけど、男性なのだが靴下用のガーターベルトのようなものを装着していて、興味深かった。そんなアイテムがあったとは!!靴下用ガーターベルトは、セクシーというよりは滑稽な印象w