まるごとみんご

エンタメ大好きみんごが繰り広げる何気ない日常生活

おこん

おこん」に行ってきた。

2年ほど前、テレビ番組「林修のニッポンドリル」で「店主のこだわりが変態レベルの名店」として紹介されたお店だ。

 

テレビで存在で知った時から、ずっと行きたいなと思っていたが、放映当時「予約1ヵ月待ち」とのことだったので、恐れをなして予約するのを躊躇していた。しかし、最近になってふと思い出して、WEBで予約状況を確認してみたら、コロナの影響もあるせいか、すんなりと予約に成功した。

 

特徴的なのは、お通しが炊き立ての土鍋ごはんということ。あくまでも、お通しなので量は2口分くらい。それでも、炊き立てのごはんの香りがしっかりと香って食欲をそそり、口に入れれば甘く広がるごはんの味。うまし!!

 

その後は、日本酒(この日は、フルーティで飲みやすいのをオーダーしたらおすすめされた3銘柄のうちの一つ「姿」(栃木))を頂きつつ、小鉢料理、お造り、ローストビーフと雲丹の寿司、大皿料理の牛カツを堪能する。牛カツはドドーンと2列に盛り付けられており、食べ応え十分!塩、梅肉ソース、粒マスタードソースで味変しながら、飽きずにモリモリ食べられる仕組み。でも、この後にサーブされる土鍋ごはんのために、胃袋にスペースを確保しておきたい場合は、牛カツを無理して平らげなくても大丈夫。残った分を包んでお土産にしてくれます(季節によってNGはあるかもしれないけど)。

 

そして、満を持して登場する雲丹とローストビーフの土鍋ごはん。

 

 

実は、入っているのは雲丹とローストビーフだけじゃない。雲丹、いくら、キャビア、チーズにしめじ。こうして贅沢な食材が並ぶと、「入れすぎじゃね???」ってちょっと心配になるし、字面でみても、写真でみても、そこはかとなく漂う「too much感」・・・・。でも、食べてみるとその不安は一気に吹き飛ぶ。全然しつこくないし、それぞれの食材の風味や触感が絶妙に調和している。土鍋ごはんと言っても、炊き込みごはんというわけではなく、多くの食材が後のせで、ほどよく熱が入っている状態なのがポイントなんだと思う。コースの終盤だけど、一人2膳分はペロリと平らげられる。日本酒との相性も抜群。

 

余談だが、この日、ワタクシ達のディナーは16時にスタートした。

このお店は、土曜日は15時から営業しているようで、早い時間ならお客様の数も少なくて(もともとそんなに座席数は多くないけど)、コロナが心配だな~って場合にも、ちょっとした安心材料。さらん、16時にスタートして、17時半にはすっかり食べ終わっていたので、どんなに満腹になろうとも、寝るまでの時間はたくさん残っていて、消化時間は十分に確保できる。中年にありがちな、食べ過ぎて翌朝の胃もたれは回避できる。早い時間からのディナー、おすすめのスタイルだ。