まるごとみんご

エンタメ大好きみんごが繰り広げる何気ない日常生活

見えない/見えることについての考察

見えない/見えることについての考察」を観た。

 

 

このパフォーマンスのホームページによると、「森山未來の声と身体、光で感じる新感覚の朗読パフォーマンス」とのことだ。

 

新感覚すぎて、言わんとすることが何なのかよくわからない。気楽な気持ちで観ていると、あっという間に異次元で彷徨う羽目になる。心細さを感じるほどに、何が何だかよくわからない。音が様々な方向から飛んでくるし、ストロボが激しく点滅し、過剰に目と脳を刺激する。観る側としてはなかなか過酷なシチュエーションだ。

 

よくわかることは、森山未來君の驚くべき身体能力だ。身体中の関節という関節が自由自在に、ある時は滑らかに、ある時はものすごく機械的に動く。CGを観ているような錯覚さえ覚える。だって、映画「マトリックス」でおなじみ銃弾を避けるシーン、あの動きをワイヤーを使わずにやってのけていた。何なら、もっと低い体勢で。圧倒的に超人的な動きだった。

 

 

そして、森山未來君の声は低く、心地よい振動で耳に届く。過酷なシチュエーションで、唯一の拠り所というか、癒し。このタイプの声の持ち主をワタクシはもう一人知っている。Bump of chickenのボーカル、藤くんだ。ワタクシは、多分遺伝子レベルでこのタイプの声が好き。

 

☆☆☆