乱鶯

タイトルの「乱鶯」。「みだれうぐいす」と読むですよ。
劇団新感線の舞台です。

「乱鶯」を観てきたです。

江戸時代に生きたとある盗賊の頭をめぐる人情味あふれる話デス。

感想。場所は新橋演舞場。タイトルにはいのうえ歌舞伎の冠あり。ならば、もうちょっと歌舞伎っぽくてもいいのになぁという物足りなさを感じました。ワタクシ、花道の近く（劇場のはじっこ）に座っていたので、（中央の舞台を観るには少しばかり首が痛くなるゆえ）花道をつかった大見栄が見たかったという、その座席特有の望みなのかもしれません。

そして、古田新太さんという主演役者。劇団新感線の看板役者として、過去に何度も主演のお芝居を演じていらっしゃる。そんなわけで、とても芸達者な方とは思うのですが、ワタクシの方にいささか見慣れてしまった感がありまして。新鮮味に欠けるというか。人の目とは恐ろしいものですね。

劇団新感線という当代きっての大人気劇団。その特徴の一つが、豪華で手の込んだ舞台セットだと思うデスけど、その豪華さを大迫力で観ることができるのは、やはり劇場ならでは。
この感動をどこかに活かすことができるといいのにな・・・・。