まるごとみんご

エンタメ大好きみんごが繰り広げる何気ない日常生活

ミラノの旅⑤サンモリッツへの日帰り小旅行 その1

ミラノ滞在3日目。
この日は、ちょっと足を延ばしてオプショナルツアーでスイスのサンモリッツまでの小旅行。

オプショナルツアーと言っても、バスと電車のチケットだけ旅行会社に手配してもらって、あとは完全なる個人旅行。友人と一緒だけれど、海外のローカル路線はドキドキドキドキ



往路は電車でキアベンナまで行くデス(途中コリコで乗り換えあり)。キアベンナからサンモリッツまではバス。

復路はサンモリッツからティラノまでは世界屈指の景勝ルート、ベルニナ急行。今回の小旅行の目玉です!ティラノからミラノまでは乗り換えなしでひたすら電車。

そんな冒険チックな小旅行♪


朝6時台の電車に乗るですよ。ミラノの緯度は北海道の稚内と同じくらい。東京よりもだいぶ北。
9月とはいえ、日の出は遅くまだ暗い朝。そんなに寒くはないけど、長袖のパーカーは必要な温度。



途中までは真っ暗なので、車窓からの景色は何も見えず(笑)。うつらうつらしながらの列車の旅。コリコで乗り換え。傘が必要ないほどの小雨が降っていたですよ。


乗り換えも難なくこなし、キアベンナへ。日本から持って行った柿の種を食べつつ、遠足気分全開!なんだけど、外は雨(笑)。先行きが不安になるワタクシ達…。車窓からはすぐ間近に大きな湖や壮大なはず山々が見えるんだけれども、山の中腹以上はすっぽりと霧というか雨雲というかに覆われ、いまいち壮大さがわからず。今後の天候がますます心配になるワタクシ達。

無事キアベンナ着。土砂降りの雨。雷まで鳴り出すほどの激しい雨。ほどなくしてサンモリッツ行のバスがやってきて乗り込んだけれども大雨。すっかり元気をなくすワタクシ達。写真を撮影する元気もなし。心が折れる寸前で何とか持ちこたえている感じ(笑)。長袖のパーカーとスヌードとカイロ(コリコからキアベンナまでの電車の中で装着したデス)だけじゃ寒い。その寒さもね、容赦なくワタクシ達を弱らせていくデスよ(笑)

サンモリッツ行きのバスの旅。あっけなく国境を越えて、島国に住んでいるワタクシ達はそ思いっきり拍子抜け。パスポートすら提示することなくスルリと越境。そこからの道中は、童話に出てくるような、とってもメルヘンチックな街があったり、白濁した川が流れていたり、落石が作り出した奇跡のトンネルをくぐったり、アルプスの少女ハイジを彷彿とさせる風景があったりかなりバラエティに富んだ景色の連続で沈んだ気持ちもだいぶ癒されたデスよ。見ているだけも、気持ちがよくなるような本当に素敵な風景ばかりで、近いうちにのんびりとスイス滞在をしてみたいなと、行きたい街リストの上位にランクイン。ひたすら自然を満喫する旅。楽しそう♪♪

でも、サンモリッツに近づくにつれどんどん寒くなり、ついにこらえきれずに、持参したユニクロのライトダウンを装着。土砂降りの雨はいつの間にかなくなっていたけれども、降ったりやんだりの山の気候。雨の気配はいつまでたっても濃厚。それでも!ごくわずかだけれども、青空もちらりと見えたりして、それだけでも結構テンションあがるデス。

で、サンモリッツに近づくと、登山やハイキングを楽しんでると思われるおじいちゃん、おばあちゃんの団体客が続々と乗車してきたですよ。いや~、どこの国でもおじいちゃん、おばあちゃんはめちゃんこ元気ですね(笑)。ろくな朝ご飯を食べていなかったこと(バナナ一本と柿の種だけ。笑)と、寒さで衰弱してて、ライフが激減していたワタクシには神のように見えたですよ。じいちゃん、ばあちゃん、あっぱれ。


そんなこんなで、景色を楽しみつつも、衰弱しきってサンモリッツ着。
寒~い!!死にそう。そんな第一印象(笑)