まるごとみんご

エンタメ大好きみんごが繰り広げる何気ない日常生活

下北サンデーズ

下北サンデーズ」(石田衣良著 幻冬舎文庫



題名から予測できる通り、下北沢を舞台とした小説です。
下北サンデーズ」ってのは、苦節10年の弱小劇団の名前。
この劇団のメンバーが、演劇の街下北沢で繰り広げる愛と青春のストーリーデス。

って書くと、なんか「いかにも」って感じだけど、
そこは石田衣良だけあって、なかなかいい具合に展開していくですよ。

しかも、ワタクシが身近に感じる街「下北沢」が舞台なだけに、
その雰囲気が、場所まで含めてありありと伝わってくるから、
自宅の部屋で読むよりも、近所のカフェで読んだりしてました。
それによって得られる臨場感たるや!
小説の中と現実との境界線がわからなくなるほどデス。

本を読むのがめっちゃんこ遅いワタクシも、
一気に読破しちゃったデスよ。


そしてこの小説、読み終わってから知ったデスけど、
なんと2006年に上戸彩主演でドラマ化もされてたみたいです。
ドラマの方はさっぱり・・・・だったらしいですけど。
やっぱりさ、原作とドラマ・映画は別物だと思うデスよ。
原作が面白いから、ドラマや映画が面白くなるとは限らない。