フタゴの女
「フタゴの女」
そんなタイトルのお芝居を観に行ったデス。
きっかけは、最近読んだ小説「下北サンデーズ」 。
この小説を読んでから、その舞台となった下北の小劇場が気になってしまって。
せっかく近くに住んでいるんだし、ということで、
早速地の利を生かして、行動に移した次第。
駅前に設置されている案内板(各劇場の公演ポスターが掲示されている)を見ると、
ちょうど南口の目と鼻の先にある駅前劇場で、面白そうなお芝居をやっていた。
しかも、小泉今日子さんが脚本に協力し、さらに主演までしているらしい。
ワタクシは躊躇することなく、
当日券を入手すべく、金曜の午後6時、駅前劇場に並んだデスよ。
プー太郎ならではの機動力ですね。。。
大好評の公演のようで、座席はすでに予約でいっぱい。
当日券だと、一番前で座布団に座って観るスタイルになるとのこと。
観劇熱に浮かされていたワタクシは、ここでも迷うことなく当日券を入手。
イスに着席と比べると、ちょっとばかりつらい体勢ではあるものの、
用意された席は、相撲でいうと「すなかぶり席」にあたる超良席。
小劇場だから、舞台の高さもわずかに30センチくらい。
そのため一番前で見えにくいなんてことは全くなくて、
それこそかぶりつくように演者の熱演を堪能。
息遣いまで聞こえる最前列。想像以上の大迫力でした。
おそらくマイクなしで発声してると思うデスけど、すごい声量。
追いかけっこのシーンでは、まるでトムとジェリーの追いかっけこのような、
おそろしいほどのすばしっこさを垣間見れました。
そして、このお芝居に登場するとあるオトコが、
むかーしむかしに(ってそんなにむかしじゃないデスけど。笑)好きだったオトコに
声も話し方も、背格好も性格も似ていてね、
その彼の初登場のシーンでは、一瞬石になったワタクシがいたデスよ。
下北沢ではいろんなことが起きてます(笑)。