役者の裸体「カッコーの巣の上で」
舞台「カッコーの巣の上で」観てきたデス。
映画にもなっている名作。
「精神異常を装って刑務所での強制労働を逃れた男が、
患者の人間性までを統制しようとする病院から自由を勝ちとろうと
試みるという物語である。」
(ウィキペディアより)
ワタクシはこの舞台で初めてこの作品に触れたのデスが、
小栗旬演じる主人公マクマーフィーがあまりに魅力的で
とても引き込まれたデス。
決して希望にあふれる明るい話ではないけれど、
グイグイと引き込まれたデスよ。
大東駿介の演技もすごい。
怒りや恐怖の表現で、皮膚の色が変わる…
顔の色じゃなくて、身体の色が変わるのです。
驚愕です。
そしてこの舞台、
小栗旬と大東駿介という長身のイケメン二人の裸体が
あらわになるデスけど、非常に美しい…。
彫刻のような という表現がぴったりです。
その美しさたるや、シリアスな場面にも関わらず、
「眼福、眼福♪」と思わずニンマリしてしまうほど。
いや、あまりに神々しくて発光しているようにも感じられるほど。
脱がなくてもすごいけど、脱いだら超絶。
すごいことです。
それは、余分な肉が1ミリもついていないということだけじゃなく、
姿勢に依るところも多いんだろうな~と思った次第。
この二人に限った話ではないけれど、
役者であれ、芸人であれ、アナウンサーであれ、
見られる立場にある人というのは、
実に姿勢が美しい。
誰かがテレビで行ってたけど、
「宝塚音楽学校に通っている子は、その立ち姿の美しさで
どんな人ごみにいてもすぐわかる」って。
美しくあるためには、
健康の次に姿勢が大事かもしれないと思う今日この頃なのデス。