イメージメーカー展
イメージメーカー展。
最近観た企画展の中では抜群に面白かったのデス。
規模はそんなに大きくないけど、非常にワタクシ好み。
何から何までワタクシ好み。
時間を経つのも忘れて、その世界観に没頭・・・。
大好きなデヴィッド・リンチがいっぱい♪
作品中に言葉が入ってるものが多いリンチのリトグラフ。
その溶け込み具合が絶妙。
使われてる言葉はとってもありきたりなのに、かっこいい
永遠・・・w
Love is forever・・・ww
そして、LADY GAGAの靴の作者としても有名な舘鼻則孝氏。
目にした瞬間に鼓動が速くなる。
しかも、しかも、順路の最後にはヒールレスシューズの
試着コーナーまで設けてあって、
それに気づいた時、ワタクシの心臓は爆発寸前!!
もちろん、試着!!勢い込んで試着。
だって、こんなチャンスにはめったにお目にかかれない。
・・・感想。歩きにくいw
手を引いて、支えてくれる殿方の存在が欠かせない。
下駄。
花魁道中もこんな真っ赤なヤツだったら、
さぞかし粋なことだろう。
ジャン=ポール・クード。
何度も何度も作品の前を行ったり来たり。
ビデオインスタレーションも秀逸で目が釘付け・・・。
すごく面白い!
だってさ、ローライズのパンツ着用時に脚を長く見せる方法とか言って、
偽ヘソを実際のヘソ位置より上にペイントしたりとかね。
しかも、それを「フランス式補正」などと格式張って表現してるそのセンス。
小憎らしいほどに粋だと思うのデス。
ワルツを踊る機械仕掛けの2人。
日光東照宮の三猿がモチーフになってるんだって。
三宅純の音楽と絶妙に溶け合って、その世界に引き込まれる。
実際、異次元にいるような感覚を味わった。
しかもね、ワタクシがこうして写真をUPできるということは、
ほとんどの作品の撮影が認められてるワケですよ。
なんて寛容な企画展。
でも、やっぱり芸術は実物をみてナンボ。
写真や文章じゃとてもじゃないけど、伝わらない。
実物を前に、
その圧倒的な訴求力にうちのめされる感覚。
まさに、カ・イ・カ・ン。
クセになる。
陶酔・・・。