今さらながらベルサイユのばら
ワタクシ、三十路半ばにして今さらながら初めて読んだデスよ。
「ベルサイユのばら」
原作が連載されていたのは1972~1973年だというから、
このワタクシよりも大人な作品なのですね。
これまで、高校時代にクラス中でコミックがまわし読みされていたりと、
出会うチャンスがなかったわけじゃないんだけど、
あの瞳キラキラ感と過剰に耽美な雰囲気がどうも苦手で
なんとなく避けてきた感あり。
でも、古本屋さんで文庫サイズ(全5巻)が20%OFFだったので、
試しに買ってみたデスよ。
・・・・いやあ、不覚にも泣いてしまったデスよ。
オスカルがアンドレにお姫様抱っこされる、あのシーン。
号泣です。
フェルゼンにもほれぼれしてしまいます。
ワタクシ、意外にも乙女心満載だったワケですねw
それにしても、昔の人はよく涙を流しますね。
この「ベルサイユのばら」も老若男女問わず、よく泣きます。
フェルゼンもアンドレも、そしてオスカルも実によく泣きます。
好きな人と結ばれて涙を流す・・・。
ワタクシは、泣かないバージョンの方がグッとくる派です。
ワタクシの好みとは多少ズレておりますが、
それでもやっぱり感動するデスよ、ベルサイユのばら。
ワタクシが一番好きなキャラは、
外伝に出てくる、オスカルの姪ル・ルーちゃん。
いい感じです。とってもかわいい。
美女じゃないところも好感がもてます。
あとは、オスカルの乳母でアンドレのおばあちゃんのマロン・グラッセさん。
あんなおばあちゃんになりたいな、と。
不朽の名作漫画と名高い「ベルサイユのばら」を読んだ今、
ワタクシの興味は宝塚歌劇団の「ベルサイユのばら」に一直線に向かっているワケです。
折しも宙組の公演があるらしく、チケット取得を画策中!
ちなみに、ワタクシ、原作を読むその瞬間まで、
オスカルとアンドレを逆に認識してました。
つまり、男装の麗人はアンドレだとずっと思ってたんだよね・・・。
だって、アンドレの方が響き的に女性の名前って感じがしないですか???