文・堺雅人
巷で何かと話題の堺雅人。
そんな彼のエッセイということで
本屋さんで偶然見かけて、興味本位で購入した本。
「文・堺雅人」(文春文庫)
着眼点とか、文章がすごくユニークです。
カタカナとひらがなの使い方も上手だと思うデスよ。
「ヒトビト」とかね。
独特の雰囲気があって面白いです。
語彙力が豊富で、
演技でみせる百面相にも劣らぬバリエーションが広がっているですよ。
エッセイの1つ1つにタイトルがついているんだけど、
それがみ~んな漢字一文字。
そういうこだわりも「らしい」というか。
むずかしくないし、日常の出来事を徒然なるままに
書き綴ったもの(とはいえ、文章が出来上がるまでには
結構な時間を要したようですが・・・)なので、
サラサラ読めます。
年末年始のお休みや、帰省のお供にもぴったりかと。