二夜連続!三谷幸喜スペシャル②(清須会議)
ワタクシ、見事に「清須会議 」の完成披露試写会に当選しまして♪
今宵は、10年に1度という何とも大げさな台風が迫りくる中、
身の危険も顧みずに、いそいそと試写会に参戦。
だって、試写会って初めてなんですもの
しかも映画館で予告編観るたびに、
楽しみで胸が高鳴っていた「清須会議」。
映画公開が待ち切れずに、文庫本買っちゃったからね。
実は、ラスベガスからの帰路の飛行機の中で、
睡眠もろくにとらずに、夢中で読んでいたデスよ。
だって、面白いんだもん
んで、映画デスよ。
やっぱり、映像化ってことで、原作(小説)からはだいぶ間引いてあるんだけど、
豪華キャスト陣が繰り広げる百面相、イッチャッってる演技が秀逸。
間引かれた分のすき間を補って余りある感じ。
観客の期待を裏切らない三谷ワールドがこれでもか!!と畳みかけてくるデスよ。
最近は、いいとこどりの予告編がMAXで、
本編観たらあまりにしょぼくて「金返せよ」的な張りぼて映画が多かったけど、
「清須会議」にはその心配は無用です。
映画館での公開が始まったら、また観に行こうと思ってるデスよ。
ってことで、評価は☆☆☆☆
ちなみに、小説は4.5。
小説の方が高評価なのはね、
小説の方が登場人物の心理描写がつぶさなんだよね。
歴史物なのに、バリバリ現代語(「アドバイス」とか「プレミーティング」とか)が
使われてて、なかなかこざかしい演出があって、
独特の世界観があって新鮮だからだよ。
あ、でも、完成披露試写会ってことで、
映画の前に舞台あいさつがあって、
メインキャストが勢ぞろい。
名立たる役者陣がレッドカーペッドの上を練り歩く姿は圧巻。
同じスーツ姿、ドレス姿でも、そんじょそこらのサラリーマンやOLとは大違い。
たたずまいが美しく、いるだけで画になるっていうのは、
美しい姿勢や歩き方があってこそ。
ビシビシと美を感じたのデスよ
話し方。話す内容。声のトーン。
どれをとっても文句なし、妖艶で、ユーモアがあって、ノーブル。
女としてはぜひ真似したいところ。
いろいろと勉強になった台風接近中の東京フォーラムAホール。
明日のめざましテレビに映るかな???
(誰が何の役かわかるかしら???)