髑髏城の七人
9月17日。土曜日。午後。
ワタクシは、青山劇場でひとり興奮していた。
だって、だってだよ、ワタクシの前方十数メートル先には
タイプの違う絶世の雰囲気イケメン3人が揃い踏み。
平常心でいろっ!!ってのは到底無理な話。
というわけで、ワタクシは今日「髑髏城の七人 」を観に行ったデス。
キャストや演出を変えて、過去数回にわたり上演されてきた有名なお話だけど、
ワタクシは、今回が初めて。
劇団☆新感線のいのうえ歌舞伎は、どの演目をとってみてもハズレなし。
絶対面白いってことは、観る前から百も承知だったけど、
予想をこえる想定外のスケール感と妖艶さと爽快感。
どうして、ここまで笑って泣けるのか。
本当にツボにはまり終始手に汗握って真剣観劇。
う~ん、プロってすごいよね、やっぱり。
舞台装置、照明、音楽、演出、演技。
どれをとっても一部のスキもなし。観る者はただただ圧倒されるばかり。
舞台が織田信長没後8年の戦国末期ってのもツボなポイントだと思うデス。
ワタクシ、この時代が好きです。
そして、小栗旬演じる捨之介の衣装=着流し。
これって、実はものすごく男の色気がにじみ出る着物だと思うデス。
特に、脚フェチを自認するワタクシ的にはかなり悩殺ものなのデス。
理由?そんなのきくなよ。
着物の裾からのぞくアキレス腱。
殺陣の時にはだけた裾から惜しげもなく現れる脚線美。
キュッとしまった小尻がなんとも美しい立ち姿。
う~ん、惚れるなって言う方が間違ってる(笑)
小栗旬の着流し姿で、ごはん3杯はいけるね。
そして、圧巻なのは森山未來のキレの良さ。
さすがは一流ダンサーだぜ!!声もよく通る。
すごいな~。
そのくせ、下北で見かけたときなんか、オーラを完全に消し去って
完全に街と同化しきってるからね。
忍者みたい(笑)
それから、恐るべし流し眼の早乙女太一。
若干二十歳。
あの落ち着きっぷりと低く妖艶な声はいったいどこから???
またひとつ、素敵な感激(観劇)ができた土曜日の昼下がり。
幸せってこういうことね。