03.11
2011年3月11日。
巨大地震が東北・関東地方の太平洋沿岸を襲った。
ワタシは今は何の因果か東京に住んでいるけれど、生まれも育ちも東北。
あの豊かな大自然の中で、あたたかな人々に囲まれてのびのび育ってきた。
今、ニュースで目にする地名の多くを知っているどころか、
行ったこともあれば、住んでいたこともある。
今も友人・知人が住んでいる場所だ。
ワタシが福島に住んでいる両親、祖父、そして仙台に住んでいる弟の
無事が確認できたのは地震発生から24時間以上たってから。
その間本当に不安だった。
幸い、千葉に住んでいる妹の無事は3月11日の夜には確認できていたから、
支えがあったけれど、家族の安否が確認できないというのは本当に本当に不安だった。
両親と、弟と電話がつながった瞬間、本当に安心した。
家族の声は本当に温かいし、心から安心できるものだと初めて気がついた。
家族ってやっぱりすごいなと思った。
被災地の多くの方がまだ家族の安否がわからない状態だという。
ひとりでも多くの方が早く安心できますように。
一刻も早く、十分な救援物資が支給され、安心・安全な環境が確保されますように。