最近読んだ本たち
そ~言えば、最近読書感想文書いてなかったなぁ。
別に読書してなかったわけじゃないのだよ。
スローペースながらもちょろちょろと読んでいたデスよ。
その中のいくつかをご紹介。
■ルームメイト 今邑 彩 著
帯に
「ミステリー好きはぜひ! ミエミエな展開だなあと思っていたら、
意外な方向に話は進んで、いやあ まんまと騙されました。」
とのコピーあり。
それに魅かれて買ってみた本。が、ぜぇんぜん騙されなかったデス(笑)。
ってかね、この設定が一番嫌い(笑)。映画「アイデンティティ 」も同じ理由で嫌い。
■謎解きはディナーのあとで 東川 篤哉 著
最近じゃテレビCMすら見かけるほど、飛ぶ鳥落とす勢いで話題のこの本。
またしても帯に「ユーモアたっぷりの本格ミステリ、ここに登場!」なんて
センセーショナルなコピーがあった。出版社よ、謙虚さを知れ・・・(笑)
「本格ミステリ」を期待して読んだら、見事な肩すかしをくらったこのワタクシ。
「令嬢刑事と毒舌執事」が主人公なんだけど、大富豪のお嬢様のくせに言葉づかいに
ギャルっぽいところがあってねぇ、、、なんかシラケル
ライトノベルとして、とおっても暇な時に読むにはいいかもしれない。
今なら、ワタクシの家にありますが、まもなくBOOKOFF行き確実(笑)
■言い寄る 田辺 聖子 著
30年以上も昔、バブル全盛の時代に書かれた小説の復刻版らしい。
乃里子、31歳、フリーのデザイナー兼画家が主人公。
そして、乃里子の暮らしを盛り上げる(?)3人のオトコ。
金持ちの色男・剛、趣味人の渋い中年男・水野、乃里子が痛いほど思い募らせている男・五郎。
時代背景はバブリーなニオイが漂っていたけど、全然違和感なく感情移入出来たかも。
どうやら乃里子が33歳になった「私的生活」、35歳になった「苺をつぶしながら」ってのと
合わせて3部作になってるらしいから、そっちを読んでみるのもいいかもと思っている。
ちなみに、この話にでてきた3人のオトコ。どれも結構魅力的(笑)。
が、ワタクシ的にストライクど真ん中ってのはいない。
敢えてあげるなら、剛? あ~、逆に一番「ぎゃふん」と言わせたいヤツかも。
■ホルモー六景 万城目 学 著
「鴨川ホルモー」のスピンオフ(?)短編集。
鴨川ホルモーもなかなか魅力的な青春物語だったけど、
このスピンオフもかなりのクオリティだと思う(笑)。
甘酸っぱくも実に爽やかな青春物語。
ワタクシは、第六景の「長持の恋」が特に好き。
ハワイからの帰国便で読んで、人知れず泣いたデス(笑)。
■セクシィ古文 田中 貴子、田中 圭一 著
本屋で偶然見つけて、タイトルに魅かれて(←アホ丸出し)買った。
古典の中のエロい部分を抜き出して解説してある本。
ゲイあり、スカトロあり、SMあり、露出狂あり・・・とエロいというよりは、グロい。
しかも、コミカルながらもいろいろと誇張したイラストがやたら多いし、
センセーショナルな見出しが太い字でデカデカと書いてあるから、
通勤時、あるいはカフェなどで読むには実に不向きな本。
回りから不審の目で見られるのが嫌な人は、おうちでこっそりと読んだ方が無難。
でも、おうちに友達がやってきた時にその本がみつかってしまったら、、、、
かなりハズいと思われる。恋人ならなおさら。
だから、ワタクシは読後、早々にBOOKOFF(笑)
そんな感じで、今回は実にびみょ~なラインアップ・・・
あ、ほかにも読んだよ。