まるごとみんご

エンタメ大好きみんごが繰り広げる何気ない日常生活

最近読んだ本たち

花のあと  (文春文庫 藤沢周平

 

 北川景子主演で映画になったって話題だったので、読んでみた。

 表題作を含む7編の短編集。

 表題作は、どちらかというと見目美しくない(笑)女の子が主人公なのだが、

 映画では美女・北川景子が演じているとのこと。

 それってなんか違くないか??? と思った。

 

 酔っぱらうと顔をなめる癖のある武士の話が面白かった。

 

想い雲  (角川春樹事務所 高田郁)

 

 みおつくし料理帖 の第3弾。

 相変わらず、素材のおいしさを生かした料理の数々に垂涎。

 主人公 澪が秘かに想いを寄せる小松原の正体が明らかになったり、

 生き別れになった親友との再会があったり、物語は盛り上がりを見せている。

 今後の展開がとっても気になるところ。

 

まんまこと  (文春文庫 畠中恵

 

  ワタクシが大好きなしゃばけシリーズの作家の作品。

  しゃばけシリーズ同様、舞台は江戸。

  そんなお話なのだが、プーケットの灼熱の太陽の下で読んだ(笑)。

  みんなは旅行先でどんな本を読んでいるのか、

  今、無性に気になったりした(笑)。

  話が逸れた。

  この話は町名手の跡取り、麻之助が主人公。

  一見お気楽なんだけども、やる時はやる。

  タッチ(古っ!!)の上杉達也風の麻之助の活躍が面白い。

  そして、麻之助が秘かに抱く恋心もちょっと切ない。

 

食道かたつむり ポプラ社 小川糸)

 

  これも美味しい料理がとってもいい味だしているお話。

  料理や風景、空気感の描写がとっても美しい。

  柴崎コウ主演で映画になっているはず。

  そっちもぜひ観てみたい。

  ストーリーは予定調和な感じが否めないけど、

  さわやかに感動した。またしても、カフェで泣きそうになった。

  やっぱり、人生において美味しい料理は必要不可欠。

  それが食べられるのはとっても幸せなことだと思うから、

  ちゃんと料理しよう!!って素直に思える作品。