薔薇とサムライ
劇団新感線
「薔薇とサムライ 」観た。
五右衛門ROCKシリーズ。
今回のお芝居(というかミュージカル?)のキモは何といっても天海祐希。
私が彼女を知るようになったのは、宝塚引退後、女優さんとして活躍し始めてからのことだから、
テレビやスクリーンで見る彼女しか知らない。
このお芝居で彼女のオーラを目の当たりにした。
舞台によく映える。
長い手足がのびやかで気持ちがいい。
ダンスも歌もメリハリが効いていて最高にカッコいい。
男役だっただけあって、海賊役のハマりっぷり、
アウトローを演じるかっこよさはジョニーデップに匹敵する。
あっぱれ
海賊コスチュームの時、大きく開いたシャツからのぞく鎖骨のセクシーさ。
胸の谷間じゃなくて、鎖骨が醸し出す色気は上品だが、破壊力は抜群。
スラッと華奢な女性の男装は倒錯的でゾクゾクする。
このお芝居「五右衛門ロック」シリーズなだけあって、随所に流れるファンキーな音楽。
かっこいい。歌詞は笑えて、泣ける。
ホントにツボを抑えてる。
こういうファンキーな音楽に触れた時、
ワタシは、やっぱり轟音のドラムや、爆音のエンジンといった音の震えが体感できるヤツが
たまらなく好きなんだと実感する。
すこし、話が逸れたが、とにかく面白い。
もう一回観たい。
☆☆☆☆☆