まるごとみんご

エンタメ大好きみんごが繰り広げる何気ない日常生活

みんごの夏休み in 屋久島③

 屋久島3日目。この日は白谷雲水峡のエコツアーに参加。またしても5時半起床。前日ほど早くはないが、通常モードよりはだいぶ早い。おそろしく健康的な生活。休足シートの効果なのか、若さのせいなのか、前日の疲れはさほど感じない。(疲れが翌々日にくる中高年という可能性もあるけれど・・・)この日のわたしは限りなく絶好調。

 この日のコースは太鼓岩まで行った後、原生林のトレッキングというおよそ8kmの道のり。ツアー同行者はガイドさんを含めて6名。その中に19歳と21歳のイケメン長身兄弟あり。短髪でお肌ツルツルで実にさわやか。この二人にも癒しのパワーあり。メンバーにも恵まれた。

 この日のお天気も快晴。昨日に引き続き、「ひと月に35日雨が降る」「年間降水量は1万ミリ」とまで言われる屋久島で本当に天気に恵まれた。日ごろの行いがいいのね~と、みんなで談笑しながら、「もののけ姫」のイメージにもなっている苔がむした美しい森をぬけて太鼓岩へ。

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 太鼓岩の標高は1050m。巨大な1枚岩の上に立つと、軽度な高所恐怖症なわたしは若干足がすくむが、周りの山々の圧倒的な大パノラマの前では、恐怖心よりも爽快感が勝つ。岩に仁王立ちになって、世界征服感を満喫する(笑)。ガイドさんが用意してくれたコーヒーを頂いたのだが、得も言われぬ美味しさ。最高のコーヒータイム。

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 太陽の光が木漏れ日となって、森がキラキラと煌めく様は神々しい。もののけ姫のしし神様とか木霊が出てきそうな雰囲気だ。水分をたっぷりと蓄えた苔は、触るとやわらかく、しっとりしていて気持ちがいいし、露が葉っぱの先端にたまって、雫が落ちる様子を目の当たりにすると、心が洗われる。

 同行の若兄弟も、しきりに感動。うわーとか、すげーとか素直に感動している今時の若者。きっと誰もが素に戻る、そんな場所だった。

 この日は木漏れ日が差し込むキラキラした原生林をのんびりと歩く。苔の感触、屋久杉の大きさ、杉の根っこをくぐりぬけるドキドキ感、沢を石伝いに渡るわくわく感、冷たい清流に足を浸した時の爽快感、最後に、勢い余って落水してしまう「やっちゃった感」。そんな贅沢な遊びを思う存分堪能した。楽しくないはずがない。終始笑顔な1日。

 夜は、近所の居酒屋「風来り(ぶらり)」へ。カウンターに座り、お店のお姉さんと言葉を交わしつつ、トビウオの塩焼きを肴に梅酒を飲む。幸せ~。後から、同世代くらいの女性客がひとり隣りへ。どちらかともなく話してみると、なんと泊まっている宿が同じ。今回の旅行のきっかけとか、屋久島でのプランとか話すうちに意気投合。お店を変えて世間話。飽きたら、お店のおにいさんも交えてバカ話。楽しすぎ。

 イイ感じの酔っ払い女がふたり出来上がったところで、あしどりも軽やかに宿に戻る。何せ同じ宿の客同士、帰り道も一緒。結構飲んだけど、お酒に弱い私がずっと気持ちよくいられたのは、心底楽しかったせいだと思う。

 お風呂に入って幸せ気分で就寝。もちろん、足には休足シート(笑)。