まるごとみんご

エンタメ大好きみんごが繰り広げる何気ない日常生活

蜉蝣峠

タイトルの漢字、なんて読むのかわかりますか?ワタクシ、最初は読めませんでした・・・。答えは「かげろうとうげ」。と言うわけで「蜉蝣峠」を観に行った。
作:宮藤官九郎
演出:いのうえひでのり
主演:古田新太堤真一高岡早紀

 

(ゲキ×シネDVDの動画だけど、ワタシが観たのは舞台の方)。

クドカン作ということもあって、随所に笑いが散りばめられていた。ストーリーはシリアスなのだが、笑ってしまう場面も多い。今回の舞台で一番私の目を引いたのは、なんと言っても堤真一!!堤真一のことはテレビドラマなどでよくお見掛けしていたが、特段の興味もなく、ステキな中年男性だなという程度。しかし、ナマ堤真一のパワーはすごかった。その雰囲気は、ちょうど井上武彦「バガボンド」の武蔵と小次郎を足して2で割った感じ。猛々しい感じとクールな感じと悪そうな感じが絶妙に混ざり合ってかっこいい。テレビで見る以上に背が高く、たたずまいがとてもサマになっている。

時代劇ということもあり、堤真一は着流しを着ていた。ストンとした直線的なシルエットが美しい。スラリとした立ち姿も実に見事だが、動くたびに、着物の裾がめくれてチラリとのぞく脛と足首。それが非常に美しい。ほどよく締まっていて、男性特有の骨ばったがっしり感もあって、かなりいい。元来、アキレス腱フェチで脚に対する注目度が高いワタクシ。あっけなくノックアウト。更なるトキメキは大またで歩いた時。歩幅に比例して着物の裾が大きくめくれるので、大胆に脚がのぞく。膝上くらいから露出するんだけど、程よく筋肉質でスラリと伸びた膝下に釘付けだ。あの神々しいまでに均整のとれた肉付き。芸術品である。自分の脚と絡ませたい。


ヤクザな役なので、着流しのデザインも派手。光沢のある白い表地に、裏地は紫・・・。脚と同時にチラリと見えるオサレ裏地に悩殺。チラリズムの威力、おそるべし(笑)。
極めつけは、殺陣。その瞬間の男らしい脚線美は筆舌に尽くしがたい。百聞は一見にしかず という。ぜひ、一度ご自分の目でお確かめ頂きたい(笑)


一夜にして堤真一(の脚)の虜。