今日も嫌がらせ弁当
「今日も嫌がらせ弁当」を観た。
反抗期真っ盛り、高校生の娘とその母親のお弁当を通した攻防戦。
というか、会話をしない反抗期の娘に、嫌がらせとして一方的にキャラ弁をつくる母親。
普通じゃないキャラ弁の抜群のセンスに笑い、お昼の時間になると「どんな顔して娘はお弁当を食べるのか?」とほくそ笑む母親の姿に、思わず泣いてしまった
笑ったり、泣いたり。表情筋が活性化する映画だった。
ワタクシも小学生の頃から現在に至るまで絶賛反抗期。
母親とはいまだに必要最低限の会話しかしないが、大学に進学するまでは毎朝毎晩美味しいごはんを作ってくれた。いつだっておかずは3つ以上あったし、出来合いのものはほとんどなくて、ラーメンやうどんの時でさえ、きっちりとおかずがつくし、スープの中には具がいっぱい。
大学に進学し、一人暮らしが始まって自炊をすると、ご飯の用意がいかに大変か、おかずを3つも作ることがいかに神業かを思い知った。母親が作るご飯のおかげで、ワタシの家族はみんな太ることもなく、大きな病気をすることもない健康家族。それがどんなにありがたいことか・・・。
映画の中の母娘の関係が、とても他人事とは思えなくて、感情移入度MAX。
映画館で観てよかったと思う。
☆☆☆☆