まるごとみんご

エンタメ大好きみんごが繰り広げる何気ない日常生活

2泊3日京阪神の旅_DAY1_京都観光

今回の旅、一日目は京都。紅葉シーズンの京都の週末。かなりの混雑は想定済み。なので、今回の京都観光のテーマは、ズバリ!!いかに混雑を避けるか!!!我ながら、大人なテーマだと思う。

 

到着は10時半のちょっと前。まずは、京都感に浸るべく、抹茶スイーツでも頂こう!そう新幹線の中で決めていた。開店から間もない時間に入店すれば、待ち時間なくすんなり着席できる。京都駅直結の伊勢丹内にある都路里で、「都路里あんみつ」を堪能。

 

甘いもので元気になったワタクシ。次の目的地、神護寺を目指す。この間、フジテレビ系列のバラエティ番組「ニッポンのドリル」で紹介されてるのを見て気になっていた。その理由は、京都駅から遠い(バスで50分ほど)という点。。例え移動時間が長くなろうとも、人があまり行きそうにもない場所を目的地とした。 

 とはいえ、目的地へ向かうには、京都の街中をバスで走行するわけで。道中の混雑(バスの車内は満員。道路も渋滞・・・。遠いと言えどもそこは京都の観光名所。結局多くの人が訪れる。)もあって、結局京都駅から1時間以上かけて、目的地の最寄りのバス停「槇ノ尾」へ(通常の最寄りは「槇ノ尾」のひとつ手前の「山城高雄」らしいが、9月の台風21号の襲来の影響で、「山城高雄」から神護寺方面へ続く道の一部が封鎖されているという)。

 満員のバスから降りて、ようやく開放感を味わう。渡月橋みたいな、人波は皆無。緑、黄色、赤。紅葉しきってない感じの景色も風情がある。

 

 

足取りも軽やかに神護寺を目指す。

 

 

ワタクシの前に試練が立ちはだかった。その正体はなが~い階段。

 

 

道中には、倒木があり、台風のすさまじさを思い知らされる光景もありつつ。

 

 

長い階段を突き進む。

 

 

息が上がるし、上着が不要なくらいに暑くなる。たるんだお腹を引き締めるため!!と己に鞭打ち、ずんずんずんずん突き進む。その数、なんと400段・・・。足腰がしっかりしているうちに行っておくべきスポットである。

 

律儀に金堂の前にもしっかりと立ちはだかる階段。あっぱれな徹底ぶり。

長い階段を制覇した者だけがたどり着ける場所だけあって、達成感と爽快感、そして心地よい疲れを堪能できるスポットである。

 

そして、このお寺はかわらけ投げの発祥の地でもあるとのこと。かわらけ投げ。ワタクシはテレビ番組「ニッポンのドリル」を見るまで知らなかったのだけれども、直径7㎝くらいの素焼きの小皿=かわらけを谷底目掛けて投げる厄除けのおまじない。200円で3回、かわらけ投げにチャレンジできる。

 

 

この美しい錦雲渓に向かって、フリスビーを投げる要領で投げると遠くまで飛ぶらしいのだけれども、なかなかにむずかしい。ワタクシの場合、ちゃんと風に乗って綺麗に飛んだのは1枚だけ(周りの人にも上手!!って褒めてもらえるくらいうまく飛んだ!)。あとの2枚はフラフラと力ない軌道で、渓谷のごくごく手前の方に落ちていった・・・。でも、3枚とも見事に割れる音がしたので、ワタクシの厄は払われたと信じている。

 

長い長い階段と、紅葉、平安時代からの歴史があり、空海にも縁がある寺院、そしてかわらけ投げを思う存分満喫し、また満員のバスに乗って、1時間かけて京都の街なかに戻って来た。

残念ながら、お昼ごはんは食べ損ねた。。。食べたいものがなかった。

 

移動手段のバスはさておき、神護寺そのものはそれほど人も多くなく、快適に観光を楽しめた。大満足。