ご褒美ディナー

「いつもありがとうございます。日頃の仕事ぶりにとても感謝してるので、みんなでディナーに行きましょう」

数日前、ワタクシが所属している部署の全メンバーの元に、社長から上記のようなメールが届いた。部署の全メンバーと言っても、小さな会社なので、部員はたった3名なのだけれどｗ

そして今日がそのディナーの日。広尾のイタリアン。
APPIA（アッピア）。

訪問するのは、もちろん今回が初めて。

このレストランのユニークなところは、メニュー表がないこと！
姑息にも食べログで予習していたワタクシは、その事実は事前に知っていたれど、実際に目の当たりにすると、とってもテンションが上がった。

前菜、メイン、デザート。その日の食材がワゴンに乗って目の前に運ばれて来る。ワゴンの上には所狭しと並べられた、とってもおいしそうなお料理や食材がてんこ盛り。それだけで、とても楽しい気分になるし、目もおいしい。まさに、眼福、眼福。そこから好きなものをチョイスできる楽しさと来たら。めっちゃゴージャスな回転ずし方式とでも言うべきか。

だけどそこには値札はない。一体いくらなのか未知の状態でのチョイス。まさにゴチバトル状態。支払い義務が自分にあるのなら、ドキドキするところだが、今日は違う。お支払いは社長なので、お値段を気にせずにありがたく好きなものを選べる幸せを噛みしめるｗｗｗ

選んだ料理のすべてがとってもおいしくて、とても幸せ。

食べログの口コミを読む限り、芸能人の利用も多い店だとあったので、入店前はちょっと気取った感じのお店なのかと、微妙に緊張していたけど、すぐに杞憂だと判明。とても明るく賑やかな雰囲気のお店で、気取ることなくリラックスしておいしい料理を堪能できた。

最後にはお土産まで持たせていただいて。
さらに、うちの社長のいいところは、あっさりと1次会で解散になるところ。2次会を強要されることは絶対にないし、オレ様の話を聞け！的な感じは微塵もない。部下としては実にありがたい。
社長のおもてなしのすごさを体感。

さて、そんなゴージャスな食事に招待されたワタクシ達。
明日からどんな無理難題が降ってくるのだろうか…。
禁断の果実を口にしたワタクシ達。もう後戻りはできないと思われる。