乙嫁語り
最近ね、お気に入りの漫画があるデスよ。
その名も「乙嫁語り」。
乙嫁っていうのは、
美しいお嫁さんを表す古い日本の言葉なんだって。
このマンガは19世紀(日本で言うと江戸末期くらいかな)の
中央アジアを舞台にした物語なんだけど、
その当時の人々の生活が活き活きと描かれていてとっても面白いのデス。
布に施される刺繍とか、
家具に施される彫刻とか、その一つ一つが微に入り細に入り、
とっても丁寧に描かれてて、驚くばかりだよ。
世の中には背景がのっぺりしたうす~い漫画も数多くあるけどサ、
この漫画の画はとってもとっても素晴らしい。
それに勝るとも劣らないストーリー展開。
今、6巻まで出てるんだけど、
漫画読むのが遅いこのワタクシでも一気に読破!!!
20歳の花嫁さんと12歳の花婿さんっていう設定も面白いし、
双子の女の子の嫁入りの様子は面白いながらも大感動だし、
主人公のお兄さんが渋くて素敵だし。
本当によくできた漫画だよ。
というわけで、マンガ大賞2014で第一位!!
納得の受賞。
続きがとっても楽しみです。