まるごとみんご

エンタメ大好きみんごが繰り広げる何気ない日常生活

モテキと江古田ちゃんと関根くんの恋

モテキ」。

それは、30目前のモテない男、藤本幸世(派遣社員)の物語。全4巻のマンガ。


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このマンガ、これでもか!!ってくらい、手を変え品を変えワタクシを苛立たせる。

なんでか?主人公幸世が史上最上級の優柔不断男だから。そのくせ、何気に勘違いヤロー。本気で、面倒くさい男である。勝手に舞い上がって、勝手に落ち込んで、太って、痩せて、テンパって・・・。でもって限りなく童貞・・・あぁ、悲しき草食系。

 

このマンガがすごい!2010」(オトコ編)の第5位っいう帯のコピーに魅かれて買ったが、先週末ブックオフにて売却済み(笑)。あまりにうっとうしくて、本からカビが生えそうだったからすぽんじボブ早めに駆除しといた。

 

でも、このマンガに登場する女の子はとってもかわいいハートとキラキラワタクシ、面倒見のいい林田がお気に入り。ちなみに、7月からは実写版「モテキ」(つまりドラマ)が始まるらしい。主人公は森山未來。モテないオトコにしちゃかっこよすぎるのでは?

 

 

続いて、「関根くんの恋」。
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これは「罪深い無知」と「かなしい完璧」、そんな特性をもつ残念な男、関根圭一郎(30)の一部始終。不器用な草食系ってとこは、モテキの主人公との共通項。でも、明らかな相違点はこの関根くんはイケメン(ワタクシにはそうは見えないが・・・)で、仕事も運動も完璧にできる男ということだ。学生時代から寄ってくる女の子は数知れず。上げ膳据え膳でいつのまにか童貞を奪われてしまったほど、女が自ら服を脱いでしまうタイプ。キャプテンに委員長に会長に恋人。本意でないながらも、いろんな役割をこなしてきている。

 

だけど、ふと人生を振り返って、受け身の人生、つまんね~俺ってことを痛感し、編みモノに目覚めていく。そんな話。

ワタクシ的には、イケメンの主人公が神経質なメガネ君にしか見えず、ちっともイケメンに見えないのは残念だが、興味深い草食系男子ではある。が、こんなオトコ、本当にいたら存在が嫌味すぎて絶対近づかない(笑)。自分が落ち込むだけだ。

 

 

そして、最後に「臨死!!江古田ちゃん」
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これは肉食系腐女子(たしか20代半ばっていう設定だったはず)、江古田ちゃんが主人公の4コマ漫画。江古田駅近隣在住のため、そう呼ばれている。昼は派遣社員(コールセンターのオペレーター)として働き、副業(?)としてヌードモデルにも従事。好きな男にはストレートに好きと言えないが、好きでもない男(ダメンズが多い。)とはわりとすぐに寝れる。コトの終わりに五右衛門なみの渋さで「またつまらないオトコを食ってしまった・・・」とつぶやくシーンが印象的。男ウケのいい女性のことを「猛禽」と呼び、強い敵意を抱く。基本、家の中では全裸で過ごす裸族。


上記2つの草食系男子マンガの主人公とは真逆の方向に突き抜けたキャラクター設定。

クサクサした想いもスカッと吹っ飛んでいく面白系シュールマンガ。(面白いだけじゃなくて、シュールってところがみそ。)意外とはまってしまう。