まるごとみんご

エンタメ大好きみんごが繰り広げる何気ない日常生活

最近読んだ本

最近、高田郁という作家にはまりまして。

立て続けに3冊読破。

舞台はいずれも江戸時代。

ワタクシ、今まで意識したことなかったけど、

結構な時代小説好きらしい。

 

出世花祥伝社文庫 高田郁著)

 

本屋さんでは「江戸時代のおくりびと」ってコピーの帯が

かけられてた気がする。

主人公は遺体を清めるお寺に住んでる女の子。

切ない。

映画「おくりびと」の本木雅弘も所作がすごく美しかったけど、

この主人公の女の子も、とても美しい。

しなやかで気高い。素敵な女性だ。

最近は、通勤時間やランチの時に本を読んでいるけど、

うっかりすると、公衆の面前で泣くことになる。

実際、何度か目が潤んだし。

 

八朔の雪 (ハルキ文庫 高田郁著)みをつくし料理帖第一弾

 

こっちは料理人の女の子が主人公。

相関性のある短編仕立て。

一話一話にとってもおいしそうな料理が登場する。

もちろん、舞台は江戸時代なわけだから、和食ばっかり。

でも、旬の食材がそれはそれはおいしそうに料理される様に

よだれが出そう。

おいしいだけじゃなく、ストーリーも秀逸。

人のあたたかさや優しさがそこかしこに描かれてて、

泣きそうになる。

 

花散らしの雨 (ハルキ文庫 高田郁)みをつくし料理帖第二弾

 

八朔の雪に続く第二弾。

相変わらず泣ける。

やっぱり旬の食材を使った料理がとても魅力的。

今の時代はハウス栽培とか、輸入とか、養殖とかで

いったいいつがその食材の旬なのかほとんどわからなくなってるけど、

ホントにそれでいいのかな~と思う。

今日、カフェで一気に読破。

そして、またしても涙ぐむ。