まるごとみんご

エンタメ大好きみんごが繰り広げる何気ない日常生活

ソウルに母娘旅

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 3月の初旬、ソウルへGO。同行者は母と妹。母との娘二人の旅行は人生初の試みである。父と弟は留守番。娘二人はそれぞれ一人暮らし(弟も一人暮らし)だから、母との二泊三日の旅は、久しぶりに長い時間行動を共にすることを意味し、少し気が重かった。

 というのも、ワタクシ、母とはあまり仲良くない。10歳くらいのときから、長引く反抗期。別に一切口をきかないわけではないし、口答えを繰り返すわけでもないけど、正月の2泊3日の帰省でも必ず口論になる。もちろん、一度ではなく複数回。

 旅行前は遠足前夜の小学生のごとくワクワクするものだけど、今回に限ってはいたって冷静。というか、むしろ憂鬱。いかに穏便に過ごすか、に考えをめぐらす。実家に帰省するのとはわけが違う。無駄に部屋数がある実家では、けんかしてもいくらでも逃げ場があるが、旅行先ではそうもいかない。宿泊するのは同じ部屋。さらに、母にとっては初めての海外旅行だ。思い出は楽しいほうがいい。それくらいの配慮はわたしにもある。

 そんな懸念はあったものの、行ってしまえば意外となんとかなるものだ。実はワタクシ達母娘は、3人ともB型。美味しいものと楽しいものさえ目の前にあれば、たいていのことはOKという幸せな人種。行った先は韓国なわけだから、美味しいものには事欠かない。やれ焼肉だ、やれソルロンタンだ、やれチゲ鍋だ、やれ屋台で買い食いだ、やれスイーツだと、一日5食くらいの勢いで食道楽。喧嘩している暇はなかった。

さて、旅行と言えば、もうひとつのお楽しみは買い物。しかも、歴史的な(大ゲサ?)ウォン安とあって、千載一遇のショッピングチャンス。しかし、残念ながら欲しいものがなかった。ウォン安とあって老若男女を問わず、日本からたくさんの観光客が訪れているらしく、免税店などは買い漁られて品薄の様相。結果、帰りの空港の免税店でFURULAのバッグを買っただけ。唯一のお買い物だ。衝撃の40%OFFだったのと、両替したウォンが若干残ってたから、処分したいという思いもあって購入。シンプルなハンドバックだし、渋いダークグリーンなので、どんな服にも合わせやすそう。デザイン面でもこれといった難はなかった。

 それを母にプレゼント。前からバック欲しいって言ってたし、初めての海外旅行を喧嘩することなく、ついて来てくれたご褒美だ。韓国旅行は無事終了。