まるごとみんご

エンタメ大好きみんごが繰り広げる何気ない日常生活

レッドクリフ

観ました。レッドクリフ
 全体的にかっこいい。主演のトニーレオン金城武は言わずもがな。脇役の武将達の男っぷりも魅力的。渋く男前であらせられる。
わたくしのイチオシは呉の君主「孫権」。目力にやられた。若さもポイント。孫権の妹も男勝りでかっこいい。猫目がとてもチャーミング。劉備軍の武将「趙雲」「関羽」。それぞれに勇ましく、渋く、誇り高く、男前。忘れてはいけない真打ち「諸葛孔明(=金城武)」。見事なまでの戦術、頭脳明晰、涼やかな身のこなし、低い声に鎖骨の色気・・・。非の打ちどころなし。(でも、くどいようだがわたしのイチオシは孫権だ。)

三国志に関する知識は、高校の漢文の教科書でチロッとなめた程度で、無知同然だけど楽しめる。戦陣の型、戦い方もわかりやすく表現されていて、賢さにうっとり。それに比べて、今の戦争はボタン1つで大量破壊、無差別殺人。なんと芸のないことか。
☆☆☆☆。満点ではない理由は、「周瑜トニーレオン」とその妻「小喬」のラブシーン。”そもそもこのシーンは必要なのか???単なるサービスでは?”と感じた。蛇足だと思う。2つ目の理由は、トニーレオンの渋さ不足。鼻の下が伸びたような印象を抱いてしまって。それも前述のラブシーンに起因してる気がする。3つ目は、続編公開(2009年4月)までの待ちきれなさ。シリーズ物は次回作が公開されるまでに間があいて、前作の内容をすっかり忘れてしまうのが難点だ。