怒り
何気に映画三昧の3連休。連休最終日、トリを飾るのは「怒り」
妻夫木聡、綾野剛、松山ケンイチ、渡辺謙、宮崎あおい、森山未來、広瀬すず、、、とそうそうたるメンツが豪華勢ぞろいのゴージャスなキャスティングが話題のこの映画、その内容は非常に暗い。
現場に「怒」の血文字が残された殺人事件。その事件は発生から1年後も未解決。そんな状況下、千葉、東京、そして沖縄で暮らす3組の家族の近くに、素性の知れない3人の男が暮らし始める。3つの異なる時空で展開するドラマは決して交錯しないが、いずれも、素性の知れない3人の男に嫌疑を抱く。「この男があの殺人事件の犯人なのでは???」。そして、こちらもぐいぐいと引き込まれる。「一体犯人はだれなんだ?」
素性の知れない3人の男は、そろいもそろって見事に怪しい。そして、千葉、東京、沖縄でそれぞれに展開するドラマも、とても悲しくて切ない。
でも、見ごたえは十分。一見に値する。
ん~、でも3連休の最終日に観るにはちょっと暗すぎたかな。
それでも評価は☆☆☆☆