まるごとみんご

エンタメ大好きみんごが繰り広げる何気ない日常生活

ほとばしるエネルギー 村上隆の五百羅漢図展

1月下旬に休日出勤が相次いだワタクシ。振替休日は翌月末までに消化するのが、うちの会社のルール。仕事も落ち着いたので、2月25、26日は振替休日とし、夢のような4連休。

会期終了間近の「村上隆の五百羅漢図展」を観にいった。
五百羅漢図は東日本大震災の後に作られた作品だという。他にも多数展示されている村上隆作品も相当にユニークなものばかりだけれど、今回の個展のタイトルにもなっているその絵は、群を抜いて壮絶なエネルギーを放っていました。

そもそも、絵そのものが巨大!壁一面に表情豊かな羅漢たちが並ぶ。変な獣もいる。見どころがいっぱいであっという間に時間がたってしまう。そして、作品から発せられるものすごい勢いが、ワタクシの身体のいたるところから入り込んで、内側からとっても元気になる。そんな躍動感のある展示でした。

村上隆の五百羅漢図は4部構成。白虎、青龍、玄武、朱雀の4つのパートから成る。
まず一つ目。白虎。燃え盛る業火が印象的な赤いパート。



その反対側には、青龍。ぜんまいみたいな波がちょっと滑稽な海のパート。荒々しいけど、波のうねりは虹のようでもあり元気が出る。




次は、玄武。厳かな天空。霊山を護る赤鬼と青鬼が勇ましい。もののけ姫のシシ神様のような霊獣も登場する。



そして、朱雀。漆黒の宇宙に鮮やかな鳳凰。宇宙遊泳を楽しんでいるかのような羅漢たち。ワタクシの一番のお気に入り。



間に合ってよかった。思い出して本当によかった。会期は3月6日まで。まだ間に合います。